Onogames

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ALL WILL BE ONO.

日本選手権2019ベスト8!渡邉 崇憲の「ねぇ、今から晴れ○屋!!!」

こんにちは!Onogamesです。お久しぶりです(笑)

 

今回記事を書いてくださったのは渡邉さんです。

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いやあ、渡邉さん勝ちますね。私も現地で応援していましたが、オーラが完全に強者のあれでした。後ろで観戦しているとデカくて盤面が見にくいのだけはどうにかしてほしいですが。

何はともあれ、おめでとうございます!そして皆様お疲れ様でした!

 

それでは、渡邉さんの記事をお楽しみください!

  

◆はじめに

 

どうも!でかなべこと渡邉です!

お盆休みに地元のショップで高額カード争奪レガシーに参加。見事優勝してアンシー《Underground Sea》を手に入れて、

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「これはエターナルウィークエンドもいただきましたなぁwww久しぶりに記事でも書くでごわすwww」

 なんて考えていたら本戦は当然のように惨敗

 

「ま、別にレガシーとかそもそも得意じゃないし???」

 とやせ我慢しても悔しいのが本音

 

 「次こそは!次こそは目にもの見せてやる!!」

と意気込むも、次の大型イベントは1ヶ月後に控えるとりあえず予約した日本選手権2019。しかしながら、スタン+ドラフトの混合フォーマットという玄人向けの大会形式。わたくし、自慢ではありませんがリミテッドが苦手でして。そんなことばかり言っていても前に進めないので、勝利期待値が低いことを認識しながらも戦の準備を始めるのでした

 

◆スタンダードデッキ選択

 

GW明けの部署移動に伴う引っ越し以来、スタンダードは完全に追いかけていなかったのでまずは世の中にどんなデッキがあるのかを認識するところから再出発

所謂リハビリというやつです。各種検索エンジンでリストを漁り、吸血鬼、ゾンビスケープシフト環境の2topである事を学びました。

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そして、晴れる屋の第14期スタンダード神決定戦の配信を見ていた際に、ゾンビスケープシフトのデッキパワーの高さに驚かされます。しかしながら、個人的にゾンビスケープシフトには一切魅力を感じませんでした。奇しくも同時期に佐藤君(HareruyaHopes)から吸血鬼のリストが送られてきたので回してみることに。 

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回してみた感想としては「なんか勝ちきれない」というところです。

ソリンやロードがはまった時の爆発力はあるのですが、4~5マナのカードを多数採用しているビートダウンというのはちょっと趣味から外れていました。

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次に回したのは風の噂で立ち位置がいいと聞いた緑単

半信半疑で試してみるも、これが意外と上々

スケープシフトにはマナクリからの高速クロック+ゾンビトークンにブロックされない生物で詰めるプランが有効。

吸血鬼には単純に大型生物が有効、ということでついにデッキが決まり!!!

 

と思いきや禁止改定でまさかの《暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidon》が解禁!!!

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それに伴う赤単(ゴブリンの鎖回し)の増加が予想され、練習中にもマナクリを流されながら火力で攻められる展開が多々あったので緑単も断念

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どうしようか悩みつつ、アリーナでよく当たったフェザービートダウンを試してみると、これが意外と上々

 

デッキ構成上動きにムラがありますし、マリガンも少なくはありませんが、爆発力は緑単を上回る勢い!

特に《神々の思し召し/Gods Willing》とんでもなく強い!久しぶりにプロテクションを使ってみると、いろいろととんでもないですね(語彙力)。 

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元のリストは4マナのカードを数枚採用していましたが、個人的には爆発力重視で行きたかったので《戦いの覚悟/Gird for Battle》を2枚にしました。 

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◆ドラフトへの備え

 

こればかりは割とどうしようもなかったですね。

アリーナでドラフトを数回やりましたが、やはりリアルでやり込んでいる人たちには勝ち目がないですからね。

いいレアを引くことに期待して、残りはスタンダードの練習に当てました。

 

◆日本選手権2019簡易レポート

 

スタンダードラウンド1

 

R1 青単t白 ○×○

 

R2 青白飛行 ×○○

 

R3 赤黒アグロ ○×○

 

R4 エスパーコントロール ○○

 

R5 フェザービートダウン ○○

 

ドラフトラウンド

 

 

R6 白赤t黒 ○○

 

R7 赤緑 ○○

 

R8 青黒 ×○○

 

 

R9 青赤 ○××

 

《炎の大口、ドラクセス/Drakuseth, Maw of Flames》を2回とも《反逆の行動/Act of Treason》されて負け!!!www

 

R10 緑黒t青 ○×○ ソロ君(Onogames)

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~激戦という言葉が良く似合う一戦だった。一進一退の末、デッキに2枚のドラクセスを引いたでかなべが、デッキに2枚の殺害を引けなかったソロ君を倒した。同じ一敗ライン、でかなべはTop8に王手をかけ、ソロ君はTop8争いのレースから退場となった。あんなに良い勝負をしたのに結果は残酷だ。

お互いの健闘をたたえ、勝者には祝福を、敗者にはねぎらいの言葉を。そんな簡単な事がその時の私にはできず、作り笑いでドラクセスを執拗になじり続けた。

オノコウタロウ 令和総帥反省記より抜粋~

  

R11 ティムールエレメンタル ○○ BIGs加藤さん

 

スタンダードラウンド2

 

R12 フェザービートダウン ○○

 

R13 ID

 

11-1-1で1位通過!!!

 

QF エスパーヒーロー ○××

 

で一没(><)

 

最後は相性の悪いデッキで力及ばず、って感じでした。

 

 

◆感想

 

一没は悔しいところですが、「年1回大型イベントで結果を出す」という目標の2019年分は達成できたので満足感が勝っています。

 

なかでも、ドラフトは競技イベントで(たぶん)初めて3-0できたので文句ないです!

 

卓全体が弱いプールの中で、うまくまとめきれたと思います。

 

基本セットのドラフトということで、今までの経験が生かしやすかったのかなー、と後で思いました。 

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構築に関して言うと、フェザービートダウンは特殊な動きをする場面があるので、基本的な動きを学ぶまでは時間がかかりましたが、回し始めると攻め手がかなり強いので好みでした。

 

キャントリップや占術、《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》でどこまで攻めるか、《神々の思し召し/Gods Willing》を構えるかどうかなど、デッキの強さの割には動きの複雑さや難しさが目立つデッキかもしれないですね。

 

鈴池君(HareruyaHopes)とも「デッキの動きがモダンやレガシーのそれに近いかもしれない」という核心を突いているようないないような話もしていました。

 

案外、レガシーのURデルバーみたいなデッキを使った経験が活きたのかもしれませんね。

 

生物を出す、定着させる、殴り続ける、という基本は同じですしね。

 

環境末期ですが、興味のある人は是非回して見てください!

 

《贖いし者、フェザー/Feather, the Redeemed》は次のローテーションでも残るので、新しい相棒次第ではまた化ける可能性があるので、次のセットが楽しみですね!

 

◆最後に

 

一応は今年の目標は達成できましたが、まだ9月、大型イベントはまだまだあります!

 

仕事が忙しくてなかなか練習時間のとれない日々ですけど、また少しずつ頑張っていきたいと思います。

 

それではまたどこかの大会で会いましょう!!!

渡邉 崇憲