みなさんこんにちは!Onogamesです。
MF千葉も終わり、次はMFバンコク!というかたも多いのではないでしょうか?
そんなあなたにお勧めしたい記事が、バンコクのMTGショップオーナーシャニンさんより届きましたので紹介させていただきます。
それでは、シャニンさんの記事をお楽しみください!
旅行前に知っておくべきこと/バンコクへの旅に備えよう
皆さんこんにちは!Magic Fest Bangkok2019の開催が迫り、我々も胸を躍らせています。タイで最後にこの規模のイベントが開催されてから、6年以上も経ちました。
簡単な自己紹介をさせていただくと、私はバンコクで小さなTCGショップを営んでおります、シャニンと申します。レベル2のジャッジでもあります。私はマジックをこよなく愛しており、MF バンコクの成功のため、自分のできるすべてのことをしていきたいと考えています。
今日は、バンコクのお役立ち情報をお教えします。バンコクは世界的な人気観光地のひとつですので、観光地に関する情報は旅行サイト等で簡単に手に入ります。そこで私は視点を変えて、みなさんに旅行前に知っておくべきこと、バンコクへの旅の備えについてお話したいと思います。こういったことに不慣れなため、至らない点があると思いますがお許しください。また、私の英語に関して、言葉のチョイス等違和感を覚えることもあるでしょうが無視してくださいね!笑
バンコクは暑い!
我々は小学校で「タイの季節は、乾季、暑季、雨季の3つである。」と習います。しかし実際のところは、「暑季、超暑季、超々暑季」の3つです。幸運なことに、10月は超暑季のころであり、30-35℃程度の気温となるでしょう。トーナメント会場は常にエアコンが稼働しているため心配無用です(バンコクで一番大きなモールで行われます)が、会場の外に出る際は水分をしっかり摂ることを心がけてくださいね。
雨季が終わっていないかも!
通常であれば10月には雨季は明けていますが、ここ数年雨季の終わりが長引いています。バンコクの雨はダメージフェーズの前の “鼓舞する突撃”の全面攻撃のようであり、シアトルやマンチェスターの雨とは全くの別物です。
雨にあたると完全にびしょぬれになりますので外出の際は、常に傘を持っていきましょう。
タクシーに注意を!
タイでは、タクシーにたいへん安く乗れます。初乗り運賃が35バーツ(約115円)で、2バーツごとにメーターがあがっていきます。しかし観光客はぼったくりに会うことが多く、現地の我々でさえ、道を知らないとだまされることがあります。以下が、ぼったくりの手法です。
- メーターを回さず、法外な値段を要求。ちょうど先週、あるタクシー運転手が観光客に対し、本来500バーツで行けるところを1500バーツ要求したことがニュースになりました。タクシーの乗る際は必ず!メーターを回すようお願いしましょう。運転手が英語を話せないそぶりを見せたら、現地の人に頼ってください。(もしくは、その場を去りましょう。)
- 運転手が遠回りをする。お金と時間の無駄です。可能であれば、常にグーグルマップで運転手が適当な道を走っているか確認してください。
- メーターの改造。メーターが改造してあるタクシーに乗ってしまった場合、コールセンター(力になってくれる可能性は低い…)にクレームをいれる以外にできることはありませんが、配車アプリ(次のGrabがあります!を参照)を使って防ぐことはできます。
Grabがあります!Uberはないけど
以前はUberもありましたがいまは吸収されてしまいGrab しか残っていません。Grabはタクシーを使うよりずっと安心です。ただ、空港からの移動にGrab を使うのは避けましょう。空港にはタクシーマフィアがおり、Grabを監視しているからです。Grabを見つけると騒ぎを起こし営業を妨害しようとします。トラブルを避けるためにも、空港ではGrab の利用は避けましょう。それ以外の場面では、常にGrabを選択することをおすすめします。タクシーより少しだけ値段は張りますが、ずっと安心です。
トゥクトゥクやバイクタクシーもあります!
トゥクトゥクは何十年も前からある、伝統的な三輪車タクシーです。通常のタクシーと比べてそれほど安いわけではありませんが、一度も乗ったことがなければ記念に乗ってみてください。だまされる可能性は依然としてありますので、Grabで適正な価格を調べてから、乗ってくださいね。
バンコクにはバイクタクシーもあり、現地の人々に“Win“と呼ばれています。なぜそのような名前で呼ばれているかはわかりませんが、トーナメントで少しでも運を味方につけたい方は乗ってみるとよいかもしれません笑。渋滞知らずな点も利点です。ただ、長距離の移動は高くつきますので、短い距離の利用をお勧めします。写真のようなオレンジ色のジャケットを着ている人を見つけてください。観光地や駅の周辺、それ以外でも1kmごとに見つけられると思います。バイクタクシーもぼったくりに注意です。2㎞以内の移動で50バーツ以上になることはありません。
英語
ここ数年で英語話者の数は増えましたが、依然タイ人の多くは英語を話しません。さらに、タイ人のシャイな性格から、英語が話せても使おうとしない人も多くいます。英語話者を見つけられるかどうかは運によりますが、以前と比べ話者は格段に増えているという点は重ねてお伝えしておきます。
挨拶“Wai”と握手
タイのフォーマルな挨拶のひとつに“Wai”というものがあります。写真のように、手を合わせて小さなお辞儀をします。お礼を言うときも“Wai”をします。知らない人同士では、挨拶としての“Wai”よりもお礼のための“Wai”をする方が一般的です。ですので、ありがとうの気持ちを伝えたいとき“Wai”をしてみてください。現地の人が、感激すること間違いなしです。
握手は、タイでは全く一般的ではありません。外国人とあいさつするときのみ行います。私はアジア的な物だと思うのですが、我々はあいさつで体に触れる習慣がないため、握手をする際も西洋人のようにがっちりとは行いません。タイ人の優しい握手は拒否しているのでもなんでもないということを覚えていてください!
安くて質の良いマッサージ!
タイでは、都会でも田舎でもどこにでも、半径2キロ以内にマッサージ店があります。絶対に一度は試してみてください!グーグルマップで探すのも良いですが、古いお店が多く掲載されてないことも多いので、現地の人に尋ねてみることをお勧めします。1時間の身体または脚のマッサージで、通常は200-350バーツです(金額の差は立地によります)。マッサージ師は女性であることが多いですが、心配ありません。彼女たちは、マジックプレーヤーのような大柄な男性への施術は慣れっこです。もっと強くはタイ語で“Rang rang noi krub”、もっと優しくは“Bao bao noi krub”です。
女の子の看板を掲げるマッサージ店はNG!
これに関して深く言及することは避けます、察してください!
これらのお店と通常のマッサージ店は簡単に見分けがつきますが、外国人旅行者が予想外のサービスを受けたという話は往々にありますので注意してください。
チップに関して
タイはアメリカと日本の中間のチップ文化を持つ国と考えてよいでしょう。アメリカでは必須なチップですが、日本人はチップを受け取りませんよね。タイでは、与えるに値するサービスを受けたと感じたとき、あげることはできますが必須ではありません。通常チップはモノやサービスの値段に比例しますが、タイでは一律20-50バーツとなっています。熟練したスキルを使ったサービスを受けた場合の相場は50-100バーツです。もちろん例外はありますが、95パーセントの場合この値段で大丈夫です。少々複雑に聞こえるかもしれませんが、とどのつまり、チップをあげたいと思ったときにあげてください!
いたるところにあるコンビニ
500メートルおきにセブンイレブンがあり、薬以外はなんでも手に入ります。安いスマホを買うこともできます。食べ物に関しても、多様で質の良いものを手に入れることができます。もちろん現地の料理を楽しんでもらいたいと思いますが、その選択肢がないときはセブンイレブンを選んでおけば、がっかりすることはないでしょう。
隣り合ったセブンイレブンです。一つは加盟店でもう一つが本部直管のセブンです。
ストリートフードが一番!
最後はお待ちかねの食事について書きます。モールやホテルには高級レストランがたくさん入っていますが、ストリートフードに勝るものはありません。バンコクでもっとも有名な通りは間違いなく“Yaowarat”, China townでしょう。屋台が出始めるのは18時頃なので、早く行きすぎないよう注意してください。
タイを代表する食べ物はたくさんあり、これが一番お勧めと言うことはできませんが、“Aharn-tam-sung”(オーダーメイドの食事)を試して帰ってほしいと思います。“Aharn-tam-sung”を提供するレストランには、一般的な食材がそろっており、自分の食べたい料理を材料を指定しながら注文することができます。「豚肉とバジルの炒飯」といったスタンダードなものから、「野菜抜きの豚肉と鶏肉の炒飯にオムレツとソーセージをトッピング」といった独創的なものまで、材料さえあればなんでも注文ができるのです。材料が多ければ多いほど、味のリスクと入れ忘れのリスク高くなることだけ留意してください!
以下“Aharn-tam-sung”レストランで食べられる食事の例
いつでもご連絡ください!
タイに関することで聞きたいことがあれば、お気軽に御連絡ください。
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御覧いただきありがとうございました。またすぐにタイでお会いしましょう!
Shanin Paisalachpong
Translated by Natsuko Ono