Onogames

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ALL WILL BE ONO.

バンコクのMTGショップオーナーShanin Paisalachpongの「Another Series of Magic Community Cup」

みなさんこんにちは!Onogamesです。

さてGPバンコク(10月11日~13日)が刻一刻と迫っておりますで。そろそろ参加の準備を始めたいこの頃です。

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そんなバンコクから記事が届きましたので公開させていただきます。

もちろんバンコクのショップオーナー、シャニンさんの記事となっております。

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それではシャニンさんの記事をお楽しみください!

 

 

Another Series of Magic Community Cup

 

みなさんお久しぶりです、シャニンです!!長らくお会いできておらず申し訳ございませんでした、仕事も忙しかったのですが、L2ジャッジの試験の準備をしておりました。その試験もおかげさまで合格し、念願のL2ジャッジとなることが出来ました!
また、残念なことにタイで中規模以上のイベントが無かったのも事実です。WotCは沢山の大会を無くすことを決定しました。国別選手権、PPTQ、RPTQなどが対象です。唯一、開催数の限られたMCQだけが残りました。結果としてラヴニカの献身発売からの数カ月間、タイMTGシーンは長いオフシーズンの時期にありました。

とはいえ、それに甘んじているわけにはいきません。私達はマジックコミュニティカップ(以下、MCC)を再度開催することとしました。今回は3つのショップが新規で参加し、計9つのショップ協賛での開催です。

計画当初より、灯争対戦発売直後にMCCを開催する事を決定していました。これは灯争対戦の宣伝も兼ねる狙いがあります。f:id:Onogames:20190622162139p:plain

そして私はこの新セットがMTGシーンを大きく揺るがすことを確信していましたWotCが私達から何かを隠そうとするときはいつだってそうだったからです。これら予想や決定は素晴らしいものになる。そう確信しておりました。
そして発売。私は間違っていなかった!!!(やったぜ!!)このセットは本当に素晴らしいものでした。これにより昨年の参加人数66人を超える事が出来ると確信しました。より多くのショップと協賛しているため、参加人数を増やす必要があったのです。また、先ほど話したオフシーズンであったため成功するか分からないという懸念もありましたので、本当に安心しました(笑)
そして開催の1週間前、事前登録者は65人。締め切り前や当日参加を考えると「丁度いい人数になりそうだ」と思ったことをよく覚えています。協賛するショップ連中の中にも安堵が見られました。
この後に吹き荒れる嵐を誰も予想していなかったのです……。

イベントの丁度3日前、沢山の方々が参加受付を行いました。それには初めて目にする方が多かったことが印象的でした。例えば私の店「HobbyBugong」は郊外にあるローカルな店です。そんな私の店にすら初めて見るプレイヤーが参加受付に来たのです。
灯争対戦!すごい!本当にすごいんだ!


たった2日間で参加者は110人へと膨れ上がりました。私達は新しい問題と向き合わなくてはなりません。それはとても幸せな事ですが、問題は問題なのです。

 

•会場の大きさは十分?
•ジャッジを2名しか準備していない。しかも一人は私(笑)
•あと何人の参加者が予想されるか?(参加受付が止まる様子が無かったのです)
•11時開始を動かすことはできないため、イベントが時間内に終わるのか?

 

実際には今回のMCCにおいて、私は後進の育成のため、主催者を降りていました。しかし、大きなカオスが迫る中、やむを得ずカムバック。
会場はより広く使えるように依頼して一丁あがり。ジャッジ少ない問題に関してはバンコク中のジャッジに電話をかけまくりました。幸いにも私の弟子の一人がスケジュールを開けることが出来無事解決となりました。

最後に残った問題は最も難しい問題でした。128人以上のプレイヤーが参加した場合、モールが終了する前にイベントを終了させることが難しいからです。そのため、プレイヤーの数にかかわらず、スイスドロー7回戦で行う事と決定しました。幸いにも不満はありませんでしたが、本当に申し訳ないと思っております。

最終的に、136人のプレイヤーが参加して下さりました!ありがとうございました!

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こんなにたくさんの方に参加していただけるとは思ってもいませんでした。私達は本当に幸せです。めっちゃ疲れましたけれど(笑)
トーナメントもスムーズに進み皆で素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。そしてこの1年間のスタンダードの環境はとても良かったと感じます。WotCのプレイデザインチームに最大限の感謝を!

私はフロアを歩きながらアーキタイプの数を数えました。軽く10を超えた数のアーキタイプが確認されます。

エスパーコントロール
エスパーミッドレンジ
•グリクシスコントロール
•グリクシスミッドレンジ
•赤単
•青単
•バントミッドレンジ
•スゥルタイミッドレンジ
•ゴルガリミッドレンジ
•アゾリウスアグロ
シミックネクサス
•グルールアグロ
•グルールミッドレンジ
•ジェスカイフレンズ
ラクドスアグロ
•マルドゥミッドレンジ
ローグとして緑単ガルタやアブザンミッドレンジなどもプレイされていました。

最終的にはLUK99振りの(ラグナロクオンラインからの冗談)赤単が優勝となりました。彼の実験の狂乱はシングルエリミネーションのすべてのマッチにおいて、わずか数ターンの間に莫大なアドバンテージを稼ぎ出しました。誰もそれを破ることが出来なかったようです。
MCC 2019チャンピオンMr. Narongritおめでとう!!

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今私は非常に幸せです。MCC自体が大成功を収めただけでなく、プレイヤーの士気が下がっているように見えたタイのMTGコミュニティがまだ元気だという事を感じることが出来たからです。7月末には国別選手権の後継とも言えるビッグイベントの開催を予定しております。私はこのイベントに沢山の予算をかけるつもりです。しばらく財政的に迷う可能性が有りますが、MTGは私が大好きなコミュニティとゲームでありそれを前進させるために最善を尽くします。今後ともよろしくお願い致します!

 

 

ここからはちょっとした小噺を


ここ、タイに居る私達ショップオーナーの多くはここ数カ月のタイMTGコミュニティの士気の低さについて本当に心配しておりました。前項で話させていただいた通り、1度きりのMCQ以外の公式トーナメントが無く、またそれがどの頻度で開催されるかすら知らされていません。1シーズンに9回のMCQが開催される日本と比較すると本当に大会数が無いのです。
そのため私達は晴れる屋さんやStarCityGamesさんなどの他国の大きなショップを真似て私達自信のトーナメントシリーズを作成しました。多くのショップオーナーが全く同時に同じことを考えていた事だけが誤算でしたが……。あまりにも多くのトーナメントが同時に発生し、プレイヤーはどのトーナメントに出ればいいのやらと混乱を極めます。タイでは初めての問題でした。とても前向きで悪くない問題だと思います!
私はFacebookジャッジコミュニティのファンページの管理者であることを活かして、各トーナメントシリーズのコンセプトをプレイヤーに説明する事としました。
これがどれほどのプレイヤーの役に立ったかは私には分かりません。ただ一つ言える事、私はタイ人が活字を読むことを非常に面倒だと思っていることを知っています(爆)
まあ、誰も助けないよりは少数を助けられたらと思っての活動です。

こちらが私が作った画像となります。

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最後に少しだけ愚痴らせてください

5月に沖縄でL2以上のジャッジのみが参加できるジャッジ会議がありました。私は日本に留学経験もある事から、日本の友達、日本のジャッジと知り合いたいと強く思っています。本当に日本が好きで、正確な数字は忘れましたが、60回以上は日本へ行っていると思います。本当の本当にこのイベントに参加したかったのですが、まさかの妻の家族との旅行と丸被りしました。
そんなことあるぅう!?
もちろん私は参加することが出来ませんでした。精神衛生上良くないので、このイベント自体の記憶を消しました。私が器用で本当に良かった。すっかり忘れられていたのですが......。

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めっちゃ楽しそおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!

 

いつも通り、私の連絡先を書いておきますので、いつでも連絡ください!いつだって新しい友達を歓迎します!

Shanin Paisalachpong
Facebook: https://www.facebook.com/bugong (Shanin Draft Paisalachpong)
Twitter: @losaire
Email: shanin.paisal@gmail.com

 

おまけ MCC2019の様子

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