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サカイさんの誰もやってないフォーマットシリーズ!!タイムレス:タイムレス環境完全に理解した

皆様ご無沙汰しております、Onogamesです。

 

少し暖かくなってきたか?と思ったらこの連日の寒さ。自然にもてあそばれて悔しいです。皆様もお体にお気を付けてお過ごしください。

今日もサカイさんから記事が上がってきましたので公開させていただきます。

 

それではサカイさんの誰もやってないフォーマットシリーズをお楽しみください。


アリーナ専用フォーマットでだいたいなんでも使えるフォーマットとして新設されたタイムレス。
まだ環境が定まってないので色々なデッキを試せる魔環境だったんだけど…、
先日の新セット「カルロフ邸殺人事件」で《実物提示教育/Show and Tell》が収録されて環境が大激震。


そんな中、このデッキで構築ミシック達成した。

サカイ「タイムレス環境完全に理解した。」


デッキリスト

https://www.mtggoldfish.com/deck/6209229#online

オムニテル:《実物提示教育/Show and Tell》により《全知/Omniscienceを出すコンボデッキ》


レガシーのオムニテルをイメージして、特殊地形少なめのデザインに。
タイムレスに不毛の大地は無いけれど、ショックランドのダメージが少ないのはメリット。
黒は完全に切ってデモチュー系のサーチカードは無し、ドロースペルで探そう(レガシーのオムニテルもそんな感じ)

 

デッキの動き
《実物提示教育/Show and Tell》で《全知/Omniscience》を場に出す。
《願いのフェイ/Fae of Wishes》の物語でサイドボードの《副陽の接近/Approach of the Second Sun》を持ってくる。
副陽を唱える。(ライブラリーの7枚目に戻る)
《時を越えた探索/Dig Through Time》などで7枚の目の副陽を持ってくる。その副陽を唱えるとその特殊勝利条件により勝ち。

なので実物提示教育と全知とフェイと探索があればテンパイ。4枚必要と思うとアレだけど、後者は色々と潰しが効くのでそんなに大変ではない。
大体の場合は、実物提示教育と全知で勝てる。

 

デッキの動き(上級編)
願いのフェイしかなくても、フェイ→《呼応した呼集/Shared Summons》→デッキのフェイとアトラクサ→フェイ→副陽→アトラクサ→副陽で勝ち。
サイドボードはなんとなく7枚入ってるけど、副陽と《呼応した呼集/Shared Summons》で9割、あとは稀に使うくらい。
《渦まく知識/Brainstorm》をしてから、フェッチランドや《ロリアンの発見/Lórien Revealed》のサイクリングでライブラリーをシャッフルしよう。


《風に運ばれて/Borne Upon a Wind》は対ミラーマッチ用カード、相手の実物提示教育でこっちも全知出してコレすれば相手のターンにインスタントタイミングで勝てる。あと実物提示教育でETB能力で全知を触ってくる系(産業のタイタンや力線の束縛)もコレを合わせれば、インスタントタイミングで勝てる。

 

カード個別小ネタ
・アトラクサ
タイムレスは魔境なので3ターン目実物提示教育→アトラクサしても勝てないし、大体負けるから注意、ほぼほぼドローソースとしての役割。
・願いのフェイ
割と2マナ1/4飛行でブロックして時間を稼ぐこともあるので忘れないように、2マナと2枚捨ててハンドに戻す能力もあるよ。
・渦巻く知識
上で書いたけどシャッフル手段といっしょに使う、無いなら使わない位の気持ち
・考慮、手練(1マナドロソ)
完璧ではないけど1マナであることによって探査のエサになるのが半分くらいの役割、墓地に送ろう。
・呪文貫き
4マナから実物提示教育を通しにいったり、1マナハンデスカウンターしたり、相手の実物提示教育やヤバい系を止めたり強い、相手のアーキタイプ次第で腐るけどやむなし。
・夏の帳
対青黒専用の呪文貫きみたいなもん、思考囲いを夏の帳したら相手-1自分0だから予言(2ドロー)と同じアド差なんですねぇ、あとオークの弓使いの誘発ダメージを呪禁で避けるのもよくある、大体はそのターンで勝ちだからオークが大きくなるのは無視出来る。
・風に運ばれて/Borne Upon a Wind
オムニテルデッキで勝ち上がろうとするときに一番苦慮したのがこの部分で、ミラーマッチをどうするか問題はコレで解決、もちろん相手もやってくる事が多いので、これをかき集めるゲームになるし、これは温存しておいて相手より後にこれを通すようにする。キャントリなのも偉くて意味のない相手には最悪サイクリングになる。
・実物提示教育
ミラーマッチはむしろ唱えにくい、相手の実物提示教育に合わせて全知して勝つ事が多い。
ロリアンの発見
シャッフル手段と土地サーチが主な役割、全知後は3枚引ける。
・時を越えた探索
1マナドロソが多いので他のデッキよりも探査しやすいはず、相手のエンドに探索して、次の自分のターンにコンボ開始となるのが多い、全知後は勝つためのパーツにもなるし大活躍。
・全知
相手に血染めの月されて、グダって1/4のフェイで耐えてるゲームがあって1回だけ10マナで唱えそうになった。
・耐え抜くもの、母聖樹
ミラーで邪魔されずに全知破壊出来るのはほぼこれ、青マナ出ないから枚数入れられないけど、これで相手の全知破壊して勝つこともあるので1枚だけ
・繁殖池2枚
1枚は場に、もう1枚はライブラリーにあるのが理想、フェッチから持ってきて夏の帳するのがよくある。
・迷路庭園/Hedge Maze
フェッチで持ってこれる諜報ランド強スギィ、実質1マナの考慮唱えてるようなもの、ただアンタップインしたいことが多いので1枚だけ。
・神秘の聖域/Mystic Sanctuary
実物提示教育や渦巻く知識や時を超えた探索をトップに置くことが多い。
・副陽の接近/Approach of the Second Sun
相手がプロテクション(指輪)や呪禁(白力戦)で身を守っていても関係なく勝てる。

・終わりに
相手もこのデッキ対策に躍起になってきてるけど、全知を触ろう系は風に運ばれてでだいたい解決出来る。


ただし、相手も分かってきているので、マナを払わないと打ち消す系《アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade》や、《塔の長官、ボロミア/Boromir, Warden of the Tower》が出てきた、これ系の対策の対策は今のところ諦めの境地、ターンが帰ってきてからマナ払って夏の帳してからコンボ決めに行けばいける(ラヴィニアは無理なことが多い)けど、だいたいターンが帰ってこない。これ系が増え過ぎたら違うデッキ使おう。

 

サカイリョウ

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