Onogames

Onogames

ALL WILL BE ONO.

エリア予選突破!?タナカユウのパイオニア5Cニヴ

皆さんこんにちは、Onogamesです。

 

連日のパイオニア記事も今日で最後。今日の記事は先日緑単信心の記事を書いてくださったマスカドさんの保護者でありお師匠さんのタナカさんです。内容は地域予選突破の際に使用した5色ニヴについてです。

それではタナカさんの記事をお楽しみください。

 

◆はじめに

はじめまして、タナカです
チェンピオンズカップサイクル1予選のエリア予選(パイオニア)において、運よく5色ニヴで突破できました。

今回は5色ニヴ紹介記事を書かせていただきました。
読んでいただけるとうれしいです。


◆5色ニヴ

https://www.mtggoldfish.com/deck/5109832#paper
※一般的な5色ニヴ。タナカさんのデッキではありません。タナカさんのデッキは記事中央程のところにございます。

 

5色ニヴはデッキ名のとおり、《ニヴ=ミゼット再誕》を採用した5色のコントロールデッキです。


デッキの基本的な動きは序盤は各色の優秀な除去で盤面を支え、終盤は《ニヴ=ミゼット再誕》などのスケールの大きいカードで勝ちを目指します。

《ニヴ=ミゼット再誕》は6/6飛行と多色カードを平均3枚手札に加えるという破格の効果を1枚で実現してくれるカードで、5色にする理由となるカードです。
さらに《白日の下に》と併せることで実質7枚体制となり、安定してプレイすることが可能です。

5色ニブのリストをみると《ニヴ=ミゼット再誕》のインパクトが強いですが、このデッキのキーカードは《白日の下に》です。
5色でプレイすることでその状況で一番必要なカードをプレイすることができます。


盤面が負けている場合は《絶滅の契機》、《命取りのうぬぼれ》(無私の象形織りの裏面》などで盤面リセット。
盤面が五分以上の場合は《ニヴ=ミゼット再誕》、《星界の騙し屋、ティボルト》で状況を優位に進める。
と、いつプレイしても確実に仕事をしてくれます。

※白日の下にから両面カードをサーチすると表面のマナコストを参照しつつ裏面を唱えることができる。

 

5色デッキの利点として
《戦慄掘り》、《突然の衰微》《消失の詩句》、《力線の束縛》などの各色の優秀な除去カードを使用できます

この中でも最新追加された《力線の束縛》は特に強力で、このデッキならば基本的に2マナ以下でプレイが可能です。
インスタントタイミングでの追放除去の追加により、パルヘリオンシュート、不屈の独創力デッキに戦いやすくなりました。

 

ここまでデッキの強い部分を話してきましたが、もちろん弱い部分もあります

5色デッキの常ですがマナ基盤にリスクがあります。
5色すべての色を必要とし、強いカードが5マナに集中しているデッキの構成上、5色が捻出できない、土地が序盤で止まる、は致命的です。

 

そのため
土地28+《森の女人像》4枚というデッキの半分以上がマナ関連のカードとなっているリストが多いです。

その他のデッキからすればマナフラッドしそう。と感じますが、《ニヴ=ミゼット再誕》さえ着地すれば手札は補充できますし、手札に加えた多色カードに《白日の下に》があれば2枚目のニブとなり、手札が尽きることなくゲームを進めることが可能です。


◆5色ニヴにヨーリオン

実際に私がエリア予選を抜けたリストは、一般的な5Cニヴではあまり見かけないカードをいくつか採用しています
その採用理由について、簡単に紹介したいと思います。

リスト

https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/420765/show/

 

◇《空を放浪するもの、ヨーリオン》


MOなど結果を残している5色ニブデッキは相棒に《湧き出る源、ジェガンサ》を採用しているリストが多いですが
私は《空を放浪するもの、ヨーリオン》を相棒に選びました。
単純にジェガンサよりもカードパワーが高く明滅先も少なくありません。
ニブ同様、このカードもフィニッシャーとアドバンテージ獲得を1枚で実現してくれます。
80枚デッキになることで《寓話の小道》が採用しやすくなり、《創造の座、オムナス》の上陸を強く使えます。


◇《鏡割りの寓話》


スタンだけでなくパイオニアでも活躍中のこのカード。5色ニヴで使用でも強いです。
宝物による5マナへのジャンプ。変身後は後述する《復活の声》がコピー先として優秀。
と《ニヴ=ミゼット再誕》で手札に加えることができない赤単色のカードですが、採用する価値ありです。


◇《復活の声》


イオニアのトップメタ。パイオニアを遊んでいる方の多くはラクドス、と回答するでしょう。
私自身も一番使用者が多いであろうラクドスに有利がつく。という理由で5色ニヴを選択しました。
有利といっても負けることはもちろんあります。《創造の座、オムナス》、《ニヴ=ミゼット再誕》を《ヴェールのリリアナ》で除去され、盤面に対応している間に手札を責められてジリ貧になるパターンが多いと感じています。


《復活の声》であれば先置きでリリアナの-2モードから本命を守ることができ、序盤の《税血の収穫者》を止める役としても優秀です。《復活の声》が場にいれば、5色ニヴの苦手な打消しカードに強く動けるのも高評価です。


◆最後に


5色ニヴの紹介記事は以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました

 

タナカユウ

Onogames