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エリア予選突破!!タナカユウのアトラクサとローナコンボ

こんにちは、Onogamesです。

今日もパイオニアの記事です。昨日の記事を書いたマスカドさんの師匠タナカユウさんの記事となっております。同じくアトラクサをフィーチャーしたデッキなのですがここまで違うとはMTGの深さを感じますね。

※一緒に調整していた事もあり、途中まで昨日投稿したマスカドさんの記事とかなり似ておりますが別の記事です。

 

 

それではタナカさんの記事をお楽しみください。

 

◆はじめに
はじめまして、タナカです。

チェンピオンズカップ(SEASON2-ROUND1)のエリア予選にて、運よく権利を獲得できました。
今回はデッキ選択の過程・思考を文字に起こしてみました。
デッキの紹介など細かい部分は書ききれていませんが、暇つぶし程度に読んでいただけると幸いです。

 

◆デッキ選択「アトラクサが好きだ」

《偉大なる統一者、アトラクサ
7/7、飛行、警戒、接死、絆魂というライフレースを俄然有利にするボディにETBによる手札補充と、場に出れば大きく勝利に近づくカードです。

初めてこのカードをプレイしたのはスタンダードのランプデッキでしたが、そこでポテンシャルの高さに驚き、イオニアでもこのカードを上手く使えないかと模索する日々が続きました。

まず試したのは青赤で《不屈の独創力》によりアトラクサを踏み倒すデッキでした。
青のドローと打ち消しにより、極力場の均衡を保ちながら独創力をプレイでき、アトラクサを出すだけなら感触は良好。
ですがアトラクサで補充できるカードが少なく、除去1枚でアトラクサを返されると勝ち切れないパターンも多々あり、一旦保留に。

次に試したのは黒赤での《不屈の独創力》《異形化》でアトラクサを踏み倒すデッキ。
ハンデスが入ったことにより、事前に露払いができ、アトラサだけで勝ち切れることも増えました。
ですがデッキ全体のパワーが落ち、《不屈の独創力》《異形化》が決まらないと、途端に厳しいと感じ、解体。

上記2つのデッキに共通し、厳しいなと感じた点として
・手札にきたアトラクサをプレイできる術がないので、《火山の悪意》などの手札入替がないと動きが窮屈
・アトラクサ以外のパワーカードがないので、キーカードを引かないと何もできずに負ける

この2つを改善点として
・アトラクサを素出し可能
・デッキ全体のカードパワーを高める
を意識して組んだ次のデッキがジャンドカラーの異形化デッキでした。

《参考》

パイオニア/異形化/(SMANN2.0,2023/07/24)デッキリスト | 日本最大級 MTG通販サイト「晴れる屋」

《鏡割りの寓話》、《エシカの戦車》とそれだけで勝てる、脇を埋めるカード達。
《湧き出る源、ジェガンサ》や《世界樹》により素出しも可能。
と今まで改善したかった部分を克服。MOで試した感じも感触悪くない。

早速、7/22-23のプレミアム予選に持ち込みました。
結果としては権利取得ならず。。。
ですが感触としては良好で、コンセプト的には悪くないことは再確認できました。
後の8/5のエリア予選では同じチームのマスカド君がジャンド異形化で権利を獲得。デッキとしてはやはり本物でした。気になる方は下記のリンクよりマスカド君の記事をご参照ください。

エリア予選突破!!マスカドケンタのジャンド異形化 - Onogames

 

ですが、ここで思考を止めるのも勿体ないので
もっとよいアプローチはないかと模索を続けていました。


◆アトラクサ+ローナ

8/5のエリア予選に持ち込んだデッキが以下となります。

パイオニア/らせんコンボ/(Tanaka Yu,2023/08/05)デッキリスト | 日本最大級 MTG通販サイト「晴れる屋」

結果としては運よく権利獲得!

デッキ選択理由としては
・アトラクサ踏み倒し(ルーカ+2マナ生物、リリアナからリアニメイト
・二の矢あり(ローナコンボ)
・素出し可能(大量のマナ生物から7マナ捻出)
と、今ままでやりたかったことをキレイにクリアできていると感じたからです。

特に二の矢のローナコンボはアトラクサが着地することで、パーツが揃うことは珍しくなく、盤面のアトラクサと即死コンボを同時に突き付けることでゲームを有利に進められます。

今ままでの踏み倒しデッキと異なり、《英雄の公有地》が入ったことでアトラクサを守るだけで勝てる試合も増えました。特に黒赤ミッドレンジなどは、アトラクサ+英雄の公有地だけで勝負を決めに行けます。

その他、意識してプレイしてた部分として「撤回のらせんが普通にプレイしても強い」という事があります。アトラクサというコンボ以外で勝てる部分があるので、らせんはどんどんプレイしてよいと思っていますし、状況によっては強力なカードになります。
普通に《送還》としてプレイするのはもちろんですが
・らせん+ローナ+ニッサ誓いで緑マナの分だけ、ニッサ誓いを使い回す
・タイヴァー、ローナと組み合わせで複数のパーマネントをバウンスする
などはよくプレイしましたし、強い動きだと思います。



◆《大いなる創造者、カーン》

このデッキにはカーンが入っており、無限マナからの勝ち手段を持ってくる役割が主となります。
ですが、手札に来た時は無限マナがなくてもプレイし、なにかしらのアーティファクトを持ってくることもあります。

今回のデッキではカーンによるサーチ先をかなり絞っています。
ここは好みだと思いますが、サイドのハンデス、除去をへらしてアーティファクトの選択肢を増やすのもアリだと思います。

今回はサイドに取りませんでしたが、ギリギリまで候補となっていたアーティファクトをご紹介します。どれも使用に値するカードです。

 

パラドックス装置
ローナがなくとも、らせん+パラドックス装置で無限マナ可能。
枠があれば常に取りたいカード。

・ポータブル・ホール
白マナは案外でるので、プレイは容易い。軽いため即プレイが可能。

ダークスティールの城塞、宝物庫
このデッキは5マナPWが強力なため、5マナ目としてサーチしたい場面は多々あり。

・減衰球
ロータスコンボへの勝率に貢献。


◆最後に


デッキ調整の末、権利獲得という結果となり、とてもうれしく思っています。
もし、アトラクサ好き、パイオニアでアトラクサを使いたい。という方の参考になりましたら幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 

タナカユウ

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