皆さんこんにちは、Onogamsです。
気づけばもう10月。ドミナリアが出たばかりな気がしていたら兄弟戦争の話題で持ちきりと、時間の流れを感じます。
さて、本日の記事はMTGA専用フォーマットであるヒストリックのドラゴンストームの記事となっております。ドラゴンストームといえば殿堂:三原槙仁選手が世界選手権06を優勝された際に使用していた歴史のあるコンボデッキです。
《ドラゴンの嵐》をキーカードに用い、その名前を冠するコンボデッキはヒストリックでどのように立ち回るのでしょうか?
サカイさんの記事をお楽しみください。
ヒストリックドラゴンストーム
ヒストリックドラゴンストーム概要
・ヒストリック環境のドラゴンストームは《ドラゴンの嵐》もしくは《出現の根本原理》を唱え最終的に無限ダメージで勝つことが目的のデッキ。
・令和のドラゴンストームは多くのストームを稼ぐ必要が無い
・デッキにマナ加速をするカードも入っておらず。その代わりに《ミジックスの熟達》もしくは《失われた宝物庫の学者》を経由して墓地から唱える。
・《失われた宝物庫の学者》は《屈葬の儀式》から。
・ほぼ4ターン目に決まるけど、その時はこちらもノーガード。
無限ダメージのメカニズム
・墓地に《帰ってきた刃の翼》がある場合
→《ドラゴンンの嵐》をいずれかの方法で唱える※必ずストーム1以上になる
→《ドラゴンの嵐》の効果で《峰の恐怖》を場に出す
→《ドラゴンの嵐》の効果で《帰ってきた刃の翼》を場に出す
→《帰ってきた刃の翼》の誘発型能力で墓地の《帰ってきた刃の翼》を場に出す
→レジェンドルールで片方を墓地へ送る
→《帰ってきた刃の翼》の誘発型能力で墓地の《帰ってきた刃の翼》を場に出す
→無限ループ
→ループさせている間《帰ってきた刃の翼》が場に出た数《峰の恐怖》の能力が誘発し無限ダメージ
好きな回数誘発させたらあとは釣るのをやめればヨシ
このコンボは《ドラゴンの嵐》のストーム1で可能。
・墓地に《峰の恐怖》がある場合
墓地にあるドラゴンが《峰の恐怖》でもコンボスタート可能。
99%同じ動き。
《ドラゴンの嵐》で場に出すカードが《帰ってきた刃の翼》×2になるだけ。
・墓地にドラゴンがいない場合
《ドラゴンの嵐》をストーム2で唱える必要がある。
あとは《帰ってきた刃の翼》×2と《峰の恐怖》を場に出し無限ダメージ
つまりは《帰ってきた刃の翼》をグルグルするってこと
ドラゴンストームの唱え方
1.《ミジックスの熟達》で墓地の《ドラゴンの嵐》を唱える(テキスト読み上げ)
2.《失われた宝物庫の学者》を《屈葬の儀式》で場に出し、《失われた宝物庫の学者》の誘発型能力で《ドラゴンの嵐》を唱える。
※1、2どちらの場合でもストーム1の状態で《ドラゴンの嵐》を唱えることができるためヨシ。
3.《出現の根本原理》経由の場合。まず、墓地の《出現の根本原理》を1、2と同様の方法で唱える。
基本的には、《ドラゴンの嵐》、《失われた宝物庫の学者》、《最後の別れ》を選択する。ひょんなことから《ドラゴンの嵐》が残ればそのまま唱えてコンボスタート。この場合ストーム2以上が確定する。
《失われた宝物庫の学者》→《最後の別れ》の順にスタックに積む。
《最後の別れ》の効果で《ドラゴンの嵐》を墓地へ置き、《失われた宝物庫の学者》
の能力で《ドラゴンの嵐》を唱えればストームいっぱいでヨシ
ゲームの進め方
初手のキープ基準となるのはルーティングできるカードで、あればだいたいキープ。カード枚数を使うコンボだからハンド枚数は少ないと辛くなることを覚えておく。
3ターン目まではルーティングで墓地と手札を作る。
4ターン目がキルターンだからそれまでのルーティングではどのルートを進むかを考える感じ。とはいえそんなにルートはない。
小ネタ
峰の恐怖は2枚しかないので積極的に捨てておく。
《安堵の再開》は追加コストとしてカードを2枚捨てるため打ち消されると涙目だけど、《身震いする発見》は解決時にカードを1枚捨てる効果なので捨てなくてもよい。逆に言うと《安堵の再開》は必ずカードを捨てることができる。
つらい対策
・墓地対策系(見ればわかる
・場に出た時の誘発を止める効果:EtBを防ぐ系(ダメージが誘発しない
・打ち消しカード
基本的には対策されるとほぼ投了。前向きに遊ぼう。
《屈葬の儀式》でクリーチャーを並べたりしながら戦うことも出来なくはないしまあまあ勝てる。誘発型能力がそこそこ強いので《厳しい試験官》などが出ていても1回払えばそこそこの盤面を作ることができる。
とはいえ、かなりキツイので前向きに遊ぼう。
終わりに
理不尽に勝てるデッキだけど、メイン墓地対とかが刺さって台パンしがち。
大切なのはこのデッキの対戦相手も台パンしてそうなのでおあいこという気持ち。
ほぼ4ターンで決まるのでデイリー消化とかにオススメ!
そして何よりもたまにはこういうデッキを回すのもヨシ!
ちょうど今日までMTGAにてヒストリックのイベントが行われておりますので是非遊んでみてください!!!!
サカイリョウ
Onogames