Onogames

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ALL WILL BE ONO.

エリア予選突破!!マスカドケンタのジャンド異形化

こんにちは、Onogamesです。
エースのマスカドさんがエリア予選を勝ち切りファイナルの権利を手に入れたとの事で記事を書いてくださいました。週末にもエリア予選がございますので参考にしていただけたらと思います。

話は変わるのですが、今回ジャンド異形化の記事を編集している中で、ジャンド〇〇って物凄く違和感があったんですよ。〇〇ジャンドの方がしっくりくるんですよね。特にジャンドに思い入れがあるわけでもないので不思議です。どこで刷り込まれたんでしょうか。

 

それではマスカドさんの記事をお楽しみください。

 

始まり
5月に店舗予選を抜けてからというものしばらくパイオニアに触れる機会がありませんでした。
CS3ファイナルの権利もあったのですが、諸事情により参加を見送りました。
そんなこんなで7/1の晴れる屋郡山店のプレミアム予選から久しぶりのパイオニア競技シーズンが始まりました。そこではクラシックラクドスを使用。
MOでもそこそこ勝てるし、地元の権利系の大会でも大体勝てていたのでそこまで深く考えずに選択しました。
結果としては全く振るわずといったところ。久々のパイオニアではメタ状況が変化しており、ラクドスサクリファイスやアブザンパルへリオン、赤白ナラ-といったデッキがメタ上位に分布していました。ラクドスを使うフィールドとして適切では無いなと感じ、デッキ選択からやり直すことにしました。

 

デッキの探索:アトラクサと異形化
・偉大なる統一者、アトラクサ


ラクドスでの負けから何を使うのか考えていたところイゼット独創力の記事を見つけ、スケールデッキとして上記デッキ、ラクドスに対して悪くないだろうと思い一度MOで組んで回すことにしました。
回してみたところ、重大な欠陥が見つかります。不屈の独創力で偉大なる統一者、アトラクサを出してもデッキの構成上、土地、インスタント、エンチャント、ソーサリー(残りの独創力3枚のみ)、クリーチャー(アトラクサのみ、ちなみにいらない)しかハンドに入らないため、概ね3枚程度しか手札を補充できません。
基本的に受けるデッキのため、アトラクサを出す前のプレッシャーは皆無です。せっかく出したアトラクサを除去されてしまうと一から盤面を作り直す必要があります。対して手札の補充が大したことないとなると結果はお察しでした。
ここまで悪いところを列挙していましたが、アトラクサ自体のスペックには目を見張るものがあり、こいつをもっと上手く使ってやれば相当やれると判断しました。不屈の独創力はアトラクサを出す手段としては非常に有効ですが。その性質上アーティファクトを採用できないため、アトラクサのCIP能力をフルに活用することができません。


・異形化

そこでもう一つの変身カードである異形化を使ってみようと考えました。対象がクリーチャーのみなため、独創力よりもコンボのハードルは高いものの、デッキ構成の制限は緩和されます。赤赤赤を要求する独創力と比べ、赤1つで良いためマナベースへの負担が減ることもメリットの一つです。
次に異形化をどう上手く使うかを考えました。異形化の弱点は除去が効いてしまう事です。プレッシャーをかけながら相手に除去を打たせる盤面を作ることでこの弱点を克服することを狙います。鏡割りの寓話がその役割を果たしてくれますが、1種類では心もとないため相方としてエシカの戦車を使用出来るジャンド異形化に目をつけました。


エシカの戦車に搭乗してアタックを許してしまうとトークンが増えてしまうため、相手としてはアタック前に除去を打ちたいところ。仮にそこに除去を使ってくれればこちらの異形化が通りやすくなるといったこちら側が有利な選択を迫ることが出来ます。


また、入念な栽培と急使の手提げ鞄があるため、3ターン目に除去を構えていそうならエシカの戦車、フルタップなら異形化を打つといった2段構えが出来る事などからもデッキの完成度が高いなと感じました。
2マナでトークン生成をするものを隅々まで探したのですが、これらより良いものは見つけられませんでした。現状、この2種がベストであると考えています。

 

・大いなる創造者、カーン


今回、大いなる創造者、カーンを採用しています。他のリストでは追加の除去やオブニクシリスを採用している枠にぶち込みました。
除去を多く取り過ぎると除去しかない初手で何をしたいデッキなのか分からなくなるケースが多発します。ミッドレンジコンボですので盤面形成も重要ですからね。
有利な盤面形成をしてくれそうなオブニクシリスですが、このカードは強い相手と弱い相手がはっきりしすぎていてメインには採用しづらかったです。エシカの戦車でコピーを生成出来る事は強みではありますが、カード1枚分の働きをしないマッチもあるため、採用を見送りました。

大いなる創造者、カーンですが、メタ上のデッキでは緑単しか採用されていないカードです。緑単以外のデッキが採用するのは多少珍しいかもしれません。サイドボードを圧迫しますし、緑単と違ってマナがそれほど出ないため即効性がありません。
しかし、相手のアーティファクトを止める常在型能力や対策カードを場面に合わせて持ってこれる等、書いてある事がそのまま強くてそれらのデメリットが気になりませんでした。
また、このデッキはコンボの要素を含んでいるため、サイド後に過剰な枚数の入れ替えをしにくいという要素もあります。したがってウィッシュボードに枚数を割く事がそこまで気になりませんでした。

 

大いなる創造者、カーンの役割
・常在型能力
異形化のワンド、石の脳、各機体の搭乗、宝物への牽制

・機能不全ダニ
アクロス戦争、岩へのつなぎ止め、力戦の束縛

・トーモッドの墓所
各墓地対策

・真髄の針
主に緑単のカーン対策になります。自分のカーンも機能不全になりますが、相手のカーンの方が強いので刺します。

・減衰球
ロータス、ニクソス

・石の脳
青白ロータスのテフェリー、余裕があれば緑単のカーン、独創力

・不屈の巡礼者、ゴロス


攻めるためのカード。世界樹を採用しているため、ゴロスのサーチ先として優秀です。ターンが帰ってくれば概ね能力を起動できるため相手に対処を迫ることが出来ます。

最終的なリストは以下の通りです。

パイオニア/異形化/(Masukado Kenta,2023/08/05)デッキリスト | 日本最大級 MTG通販サイト「晴れる屋」

MOで調整しながら5-0を4回、4-1を8回、3-2を2回と満足のいく結果を得られましたのでそのままエリア予選に持ち込みます。

 

8/5晴れる屋高田馬場 エリア予選

R1 グリクシスヨーリオン

ラクドスベースに青を足してスケールを大きくしたデッキと思われます。
スカラベの神にマウントを取られかけるもカーン駆け付け、針が間に合いました。ゴロスの能力起動が始まり逆転勝ち。

R2 ロータスコンボ

カーンから減衰、針指定母聖樹で勝ち
狂気の種父ハードキャストで勝ち

R3 青白ロータス

4ターン目狂気の種父をハードキャストしてハンドを枯らしてからのイケたかと思った矢先、トップから1/3、ロータス、テフェリーで+起動からの行進で種父を処理するスーパームーブ。が、こちらも何とか返しのターンで異形化を引けてアトラクサを出し、リソースを回復し勝ち。トップデッキにトップデッキで返す形になりましたが、入っているカードが強いので構築の勝利と前向きにとらえましょう。

R4 ロータスコンボ

カーンから減衰、針指定母聖樹で勝ち
異形化から狂気の種父で勝ち

R5 ローナコンボ(チームメイトのタナカさん)

三ターン目アトラクサ×2で勝ち

R6 緑単

先手も不利マッチのため厳しくマリガンします。ダブマリで3ターン目アトラクサハンドにたどり着いて勝ち
後手 順当に負け
先手 天和で勝ち。(プッシュ、入念な栽培、異形化、土地×4)

結果、6連勝からの2IDでファイナルの権利を獲得することが出来ました。

 

終わりに

デッキ選択時の狙いをうまく形にすることが出来、それが結果につながりとても満足です。

分からん殺しと言ってしまえばそれまでですが、勝ち手段をコンボだけに頼らず多様化で来ていた事も上手くハマったなと思います。エリア予選本戦でもカーンの活躍が非常に目立ちました。間違いなく他では替えが効きません。おすすめです。
ジャンド異形化を使用することにしてから、記事を探しましたが、絶対数が少なく参考にするものも少なかったため、今回記事を書いてみました。これからエリア予選が続きますが、これを読んでジャンド異形化を使いたくなった方への一助になれば幸いです。

 

マスカドケンタ

Onogames

サカイさんの誰もやってないフォーマットシリーズ!!アルケミーラクドス編

こんばんは、Onogamesです。
今日も今日とてサカイさんの誰もやってないフォーマットシリーズです。
と思ったのですが、そこそこやっている人の多そうなアルケミーの記事となっております。どうぞお楽しみください。

アリーナ専用フォーマットのアルケミー
だいたいスタンダード+アリーナエラッタ+アルケミー専用カード+指輪物語って感じのカードプール
スタンダードの禁止は関係ない。
基本的にスタンダードなのに何故か指輪物語:中つ国の伝承セットが使える謎フォーマット
現実やMOでは高くて触りにくい一つの指輪をアリーナならワイルドカードでしゃぶり尽くせる。

 

デッキリスト

https://www.mtggoldfish.com/deck/5709001#online

goldfishのデッキ作成でも指輪物語のカードはイリーガルって出るけど使えるから騙されないように。
低ランク帯だけどデッキいじりながら適当に勧めて勝率72%あれば可能性は感じる。
まだそんなに回してないのでたたき台というところで、もっとこうしたほうがみたいのは無限にありそう。

小ネタ

・オークの弓使いは基本的にだた強いけど先出し不利なので気をつける
・オークの弓使いは相手も黒使ってたら大抵入ってる
・オークの弓使いはなんとなく2ターン目の相手のエンドに出しちゃうと相手の後出し弓使いされて深い悲しみに包まれる。
・オークの弓使いの高度な駆け引き(ただ後出しが有利なだけ)
・一つの指輪はだいたい濃霧
・一つの指輪は破壊不能
・一つの指輪は伝説だから重荷がつらくなったら新しい指輪にしよう(元ネタの雰囲気が台無し
・一つの指輪は上手ぶりたいけどエンドのディスカードなければ基本的に即起動でカード引けばいい
・全体除去は基本的に悪辣な略奪のほうが強いけど、1枚だけ食肉鈎殺人事件なのは全体破壊不能とかであーってなるから、ギックスの残虐2章でサーチも出来るからね。
・偉大なる統一者、アトラクサは基本的に釣るしかないからすぐ捨てる(宝物3個貯めれば素出し

是非楽しんでください。いいリストが出来たらむしろ教えてください。

サカイリョウ
Onogames

サカイさんの誰もやってないフォーマットシリーズ!!March of the Machine Constructed(機械兵団の進軍限定構築)編

皆様GWいかがお過ごしでしょうか、Onogamesです。

ネタが無い時に飛んでくる最高の企画、サカイさんの誰もやってないフォーマットシリーズ最新回がとんでも無い時間にやってまいりました。と思ったら後30時間しか遊べないそうです。

誰がやってんのかやってないのかわかりませんが、皆様のためにGW前半を投げ捨てたサカイさんのために是非とも参考にして頂けますと幸いです。

f:id:Onogames:20230504004831j:image

誰もやってないフォーマットシリーズ 
March of the Machine Constructed(機械兵団の進軍限定構築)編

MIDWEEK MAGIC:March of the Machine Constructed
This Week in Midweek Magic
でやってるやつ、5/4までなのでお早めに、

デッキリストはこれ。

MOM Const Deck

f:id:Onogames:20230504004636p:image

コンセプトは見ての通りマナ加速して7マナのカード2種を叩きつける。
最速は2t目マナクリ、3t目ゼンディカー侵攻、4ターン目に7マナを叩きつけられる。

《原初の征服者、エターリ》はブレが大きいけど《コグラとイダーロ》や《多元宇宙の突破》はそこそこ安定している印象。
《原初の征服者、エターリ》のほうが上ブレあるし、《原初の征服者、エターリ》から《多元宇宙の突破》が連鎖することもあるけど、どっちでも唱えられる場合《多元宇宙の突破》のほうが安定して勝ちにいける。

f:id:Onogames:20230504004622p:image

ちなみに100戦の戦績は78勝22敗、勝率78%
このフォーマットのプロツアーがあったらこのデッキがおすすめ。

 

GWのなか日、休憩のお供にどうぞ。

 

サカイリョウ

Onogames

サカイさんの誰もやってないフォーマットシリーズ!!ヒストリックブロール:ルスコ編

皆さんこんにちは、Onogamesです。

先週に大型イベントがありましたので今週末はゆっくりという方が多いのでしょうか?

 

今回の記事はサカイさんの誰もやってないフォーマットシリーズです。(ヒストリックブロールは結構遊ばれてる気がする。)

サカイさんの記事をお楽しみください。

 

誰もやってないフォーマットシリーズ 
ヒストリックブロール:ルスコ編

アリーナ専用フォーマットのヒストリックブロール
ヒストリックのカードプールで100枚シングルトンのブロール(1対1の統率者戦)
ヒストリックなので調整カードは調整されてる(アリーナマーク付きカード

そんなヒストリックブロールに新しい風が吹いた。
ゴロス一強だった時代から死者の原野やウギンが禁止され混沌としてるところ、久しぶりに頭一つ抜けたかなという感触。


時計技師、ルスコ/Rusko, Clockmakerをコマンダーにしたやつ。

http://mtgwiki.com/wiki/%E6%99%82%E8%A8%88%E6%8A%80%E5%B8%AB%E3%80%81%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%B3/Rusko,_Clockmaker


界隈も確かに反応しててルスコデッキに当たることが多い。
今のところコントロール風味のデッキが周流だが、自分風に改悪して以下の感じに仕上げた。

デッキリストはこれ

https://www.mtggoldfish.com/deck/5473069#online

ルスコを中心にETB(場に出た時)シナジーでまとめた。
ETBでディスカードやドローをタッサやブリンク系で活用する感じ。


アグロタッチ真夜中の時計の感じで、アドバンテージをルスコの真夜中の時計で補充する。もともとはルスコを守るためのブリンク要素だったけどシナジーまで持ってった。
ただ、ルスコの誘発(ノンクリーチャースペル)は少なくなっちゃってるけどね。

 

小ネタ
・ルスコはETBでマナが増えるから即除去されても次のターンに2マナ増えても払いやすい
・真夜中の時計の7枚引く能力は12個目が乗った時なので、その誘発を打ち消すとカウンターが乗ってくだけの置物になる。24時(24個目でも誘発して良さそうなのに)
・テフェリーの時間改変は次のエンドに戻るのでエンドに打つと次のターンエンドまでいない
・迷い子、フブルスプ/Fblthp, the Lostは呪文に反応するのでタッサでブリンク出来る
・エンチャントやアーティファクトにほぼ触れないので注意
・マナバランスもちょっと怪しいから注意

 

結構強いのでオススメ

サカイリョウ

Onogames

 

ダブルTop8!!!マスカドケンタ、タナハシマサヤスの招来ジャンドラゴン!!!!

皆さんこんにちは、Onogamesのコバユイです!

プレイヤーズコンベンション横浜2023お疲れさまでした。僕の方はファイナルに参加させていただくも悔しい結果に。。。。

僕が負けてる間に、メンバーの増門さんがファイナルTop8、棚橋さんと木原さんがスタンダードオープンTop8とチームとしてはかなり勝ったんじゃないかなと思います。チーム組んでいる人はわかると思うんですが、仲間が勝つと嬉しさと悔しさが順番に押し寄せてきますよね。嫌いじゃないんですけどね。

 

そのマスカドさんとタナハシさん二人は共に調整し少し特殊なデッキを持ち込んでおります。半分オリジナルの様なデッキで結果を残すのは本当に凄いです。

増門さん

棚橋さん

そんなお二人とお話をさせて頂くことができましたので記事を書かせていただきました。今回の記事は対談形式となっております。

 

お楽しみいただければ幸いです。

 

―はじめに

 

登場人物紹介

コバユイ

Onogamesのアイドル。もう若くない。

PT複数回出場

エターナルウィークエンドTop8 2回

増門

Onogamesのエース。MO廃人。

GP神戸2017 9位

MF名古屋2019 9位

CS1 24位

new! → チャンピオンズカップファイナルTop8 1回

棚橋

Onogamesの重鎮。メンバー内でもっともファンが多い。

PT京都Top8

GPTop8 4回

日本選手権20冬 2位

セカコロ 優勝

 

コバユイ「今日はお時間作っていいただきありがとうございます。Top8おめでとうございます」

棚橋「いえいえこちらこそお疲れさまでした」

増門「お疲れ様です」

コバユイ「今日はいろいろ質問を考えてきましたので、お話しお聞かせいただければと思います。それでは早速始めさせていただきますね」

棚橋「やぶさか」

 

―デッキ選択理由《気まぐれな厄介者》はどのタイミングで入ったのか。

ファイナルTop8増門さんのデッキ

https://mtg-jp.com/coverage/pcyokohama23/decklist/0036743/

 

コバユイ「このデッキで一番最初に目が行くのは《気まぐれな厄介者》だとおもうんですけど、これからデッキを作ったのか、調整過程でこれに行きついたのか非常に気になりました」

増門「では私から。グリクシスに《気まぐれな厄介者》が入ったデッキに当たったんですよ。そのマッチを通して《気まぐれな厄介者》が強くて印象深かったので似たようなリストを探して棚さんに投げました。これが始まりですかね」

コバユイ「なるほど《気まぐれな厄介者》から構築が始まったと。後、最初はグリクシスだったんですね」

増門「そうですね。ファイナルの様なレベルの高い大会では《かき消し》は透けやすく強弱がぶれやすいですし、カウンターという性質上《気まぐれな厄介者》との相性も最悪です。《眼識の収集》の打ち合いなども避けたかったので赤黒から調整を始めました。黒の選択理由は《鏡割りの寓話》と《気まぐれな厄介者》との相性の良さに依るところが大きいですね。後は私が赤黒好きなので」

コバユイ「赤黒だと《税血の収穫者》を使えますしね。こいつまじで強いですからね」

増門「《税血の収穫者》は途中から採用したんですよね。《死体鑑定士》をうまく使わせたくないなどの理由だったと思います。まじで強いんで私はかなり早い段階で入れてたんですけど、棚さんはしばらく採用してなかったんですよ。最終的にはちゃんと説得できました。」

棚橋「そうそう(笑)大会の週の月曜日まで入ってなかった。リスト公開性で《税血の収穫者》が入っていないと《鏡割りの寓話》を放置される可能性があるとかいろいろ説得されたね。終盤に固まってきたサイド後のアグロプランを取るうえで《剃刀鞭の人体改造機》だけでは枚数が足りないってのもかなり大きいね。《絶望招来》《気まぐれな厄介者》をうまく使うのにはどうしても相手に動いて欲しいし、《死体鑑定士》の的になってでも採用するって事になった。本当に採用してよかったです」

コバユイ「なるほど赤黒で《税血の収穫者》使わない方針もあるんですね、《死体鑑定士》もマジで強いですからね。サイド後ケアして減らしますし」

棚橋「だねえ。話変わるけどコバユイは《死体鑑定士》の事なんて呼んでる?」

コバユイ「え?」

棚橋「俺は”シタカン”って略して呼んでるんさ。増門がさ”シタカン”の事”ポンダーマン”って呼んでてさ。お互い触れないで調整続けてたんだよね。結局増門が折れて”シタカン”で統一されたんだけどさ。」

コバユイ「はぁ」

棚橋「そもそも”ポンダーマン”はモダホラにまんまポンダーする奴がいるじゃんね。初日の夜飲み会でマスターにも突っ込まれてたよ」

コバユイ「”ポンダーマンと”いうと僕になっちゃいますし、”シタカン”もピンとこないですし、シンプルに鑑定士でいいのでは?」※コバユイは世界で24枚しかないポンダーを2枚持っている。

―緑を足した理由

増門「最初は今よりも緑が濃かったですよね棚さん」
棚橋「だね。最初はマナクリも入っとったよね」

増門「でしたね。ただ緑が濃いとマナベースへの負荷が大きいので3色フラットは避けようとなり今の形にいたります」

棚橋「マナクリも《気まぐれな厄介者》と相性悪くてね」

コバユイ「ではなぜ緑は採用されたんですか?《豪火を放て》と《耐え抜くもの、母聖樹》しか入っていませんが」

増門「主に白単対策ですね。《豪火を放て》は《シェオル》もやれる。《気まぐれな厄介者》の当たりにもなるので緑を足してでも採用したかったカードですね。《母聖樹》はもともと2色土地だったのですが、マナベース的にぎりぎり取れそうだったので採用しました」

棚橋「土地が多い構成だから魂力ランドはなるべく取りたかったよね」
コバユイ「《母聖樹》は白単にも強いですからね」
増門「《母聖樹》はかなり強かったですね。採用してよかったです。バブルマッチでひっくり返った《鏡割りの寓話》割れましたしね」

 

―気まぐれな厄介者について。このカードは6マナで出す印象だけど3マナで出す事はありますか?

 

増門「3マナで出すことはあまりなかった印象です。そもそも狙ってはいないですね。早く出すというよりは強い墓地で出した方が効果的なので」

棚橋「《墓地の侵入者》で自分の墓地を減らすプレイめっちゃするからね。《絶望招来》を100%打てるようにするとかね」

増門「《気まぐれな厄介者》を強く使うことを思うと《切り崩し》すら採用したくなかったのですが、公開性なので止む無くメインから入っています」

 

―《墓地の侵入者》や《焦熱の交渉人、ヤヤ》などの選択理由

 

コバユイ「個人的には、この2枚は今の流行りから外れていると思っていて、このリストの中でも個性的な部分だと考えています」

棚橋「《気まぐれな厄介者》と相性の良いプレインズウォーカーは早い段階で試し始めたもんでいろいろ触れてさ。強いところだと《不笑のソリン》とかは色があってるんだけど、マイナス能力でクリーチャー出すもんで場持ちが悪くてね。プラス能力でクリーチャーを出せる《焦熱の交渉人、ヤヤ》の方がが採用になったんだったかな。小マイナス能力も《気まぐれな厄介者》を探すのにかなり役に立った」
コバユイ「スペルも多いのでヤヤは非常に相性よさそうですね。ただ、《絶望招来》が多い環境でのプレインズウォーカーの採用はリスクになりませんか?」


増門「この環境のプレインズウォーカーが弱いのは間違いないです。裏目は間違いなくあるのでプレイの仕方が大切だと私は思います。実際に準々決勝ではプレインズウォーカーを出した返しに《絶望招来》を打たれて負けていますね」

増門「本当は《敵対するもの、オブ・ニクシリス》まで取りたかったんですよ。アグロプランや《絶望招来》から《ヤヤ》を守るなど役割は十分ありました。最終的には枠の問題で見送ったのですが、今でも欲しいなと思っています」

 

―ひと休み

 

増門今回の調整は2人の意見がかなりかみ合っていて円滑に進みましたね。今思うとマイナス意見があまり出ないと2人よがりのデッキになりがちなのですが、結果オーライでした」

棚橋「《黙示録、シェオルドレッド》が弱いねってなって増門に薦められて《燃え立つ空、軋賜》を試し始めて次の日にリスト共有したらお互い《シェオル》に戻ってたもんな(笑)今回は珍しく意見があったよね」

コバユイ「《シェオル》はそのまま最後までいることになったんですね」
増門「《強迫》で《喉首狙い》落として数ターン生き残ってくれるだけで勝つのでやっぱり《シェオル》は強いなってなりましたね」
コバユイ「グリクシス同型だけ弱い印象ですかね」
増門「ですね。本選での一場面なんですが、ダブマリで《シェオル》、《強迫》土地3の初手で相手の除去を落として勝てたことは非常に心にのこっていますね」

 

コバユイ「ファイナルは招待者のみのデッキ公開制と特殊なフォーマットでしたが何か意識したことはありますか?」
増門「先ほども話した通り、強者とのグリクシスミラーは避けたかったですね。後は心の底から《スレイベンの守護者、サリア》を使いたくなくてエスパーレジェンズも選択肢になかったので自ずとこのデッキになりましたね。公開ってことで1枚刺しは若干増えましたが」※スタンダードオープンTop8の木原さんはメンバーで調整したエスパーレジェンズを使用した。
棚橋「調整がうまくいって思ったより早い段階でデッキが固まってきたからブラッシュアップに時間をかける事にしてあまり他のデッキは使わなかったね。あと、ドラゴン楽しすぎて(笑)

 

 

実際の立ち位置各デッキに対する相性やプレイ指針、相性差など


棚橋デッキ公開性だからわりとその場で考えることが多かったから雑感になるけどいい?」

コバユイ「もちろんです」


赤単


増門「《墓地の侵入者》とゆとりのあるマナベースのおかげでグリクシスやフラット3色のジャンドよりも大分赤単と戦えると思います。若干有利よりですかね」
棚橋「プレイ指針かぁ。ぱっと思いつくのはサイド後3枚は《強迫》使いたいくらいかな。《絶望招来》があるとはいえプレインズウォーカー落としたいし体感100%《一斉蜂起》持ってる」

コバユイ「《兄弟仲の終焉》は入れるんですか?」
増門「プレインズウォーカーが少ない形なら入れますね。多そうなら《絶望招来》と枚数を調整します。プレイ指針は特に意識したことは無いですが、2ターン目に《税血の収穫者》出さないで除去構えるなどライフを大事にする普通のミッドレンジのプランに徹すればいいと思います」
コバユイ「《シェオル》は目をつぶって出すんですか?」
棚橋「悩んだら出しちゃってもいいかもね。基本的には《墓地の侵入者》をどかすのに手札を使ってくれているから《シェオル》は長生きしやすいね」

 

グリクシスアトラクサ


コバユイ「いま最高にナウいデッキについてですが。かなり勝てたみたいですね」
増門「初めて見たときにマナベースを見てめちゃくちゃ関心したのを覚えています。同時に、マナを払ってプレイ出来るからめちゃくちゃめんどくさいなっていう印象を受けました。実際に練習を進めるとカウンターが少ないので押し付けていくプランが取りやすいことやサイド後のアグロプランが刺さってしっかりと勝ちを取ることができました」

棚橋「相手基本地形0だから剃刀強すぎ!!!ってなったよ」

増門「ですね。このデッキに対しては強い人が使いそうだなって印象があったのと、リスト公開性もあってしっかりサイドボードを割いています。《ギックスの残虐》を2枚採用しているのは勝ちに大分貢献したと思います。実際にアトラクサを釣ったゲームもありました」


棚橋「《兄弟仲の終焉》だけは注意だね。《未認可霊柩車》と 《勢団の銀行破り》が同時に流されちゃうからサイド後 《勢団の銀行破り》は減らしてたかな。そもそも10枚入れるからカツカツになるんだけど」

 

白単


増門「白単は良くて五分ですかね?微不利かな」
棚橋「え?有利よりじゃない?重いところ通し放題だよ?」
コバユイ「それは相手も一緒では?」
棚橋「相手の重いところは《ギックスの残虐》で落とすのよ。《聖域の番人》はだいたい2枚こっちも残虐2枚」

増門「まじですか?《聖域の番人》と《夜明けの空、猗旺》のために《羅利骨灰》を取りたかったくらいですよ」

コバユイ「増門さんの方が勝っているので今日は微不利という事で......。プレイ指針の話に移りましょう」
増門「アドバンテージにはある程度目をつぶってライフを詰めに行く事を意識していました。《婚礼の発表》のトークンにチャンプブロックをさせられるような盤面を目指します。このマッチアップでは《焦熱の交渉人、ヤヤ》が非常に輝きますね。白単は除去が多いのでクリーチャーだけで勝ち切ることは難しいです。相手は《骨化》でしか《焦熱の交渉人、ヤヤ》に触れませんし、それも《絶望招来》や《豪火を放て》で割ることができます」

コバユイ「お互いカウンターが入っていないからがっぷり四つになる感じですか?」
増門「お互いに決定打が少ないからライフを詰めることが本当に大切です。《永遠の放浪者》もいつかは出てくるので少しでも有利な盤面を維持したいですね。先ほど棚さんもおっしゃられていましたが、そんな中で場持ちがいい《聖域の番人》と《夜明けの空、猗旺》を落とせる《ギックスの残虐》が輝きます」

コバユイ「ありがとうございます。リング系の呪文と《婚礼の発表》どちらを割るかすごく悩むことが多いのですが、このデッキの場合はどちらを割りますか?」
増門「基本的に《婚礼の発表》を割ります。《婚礼の発表》が嫌だから《豪火を放て》を取っていると言っても過言ではありません。《絶望招来》を強く使うためになるべくクリーチャーを減らす事を意識して《婚礼の発表》を割っている感じです。裏だと無視することは有ります」

青単


コバユイ「青単、意外にいましたよね。どう思いました?青単を使う胆力本当に尊敬します」
増門「正直かなり不利なんですが、いないだろうと割り切ってガードを下げてました。当たってなかったのは幸いです」
棚橋「実は俺も」
増門「当たったら《剃刀鞭の人体改造機》でぶん殴りに行くしかないですよね」
棚橋「プランとしてはそれしかないよね。練習の時は、《知識の流れ》を構えたターン、打ちたいであろうターンに沢山動いて相手にマナを使わせて打たせないようにするってことくらいかな。《未認可霊柩車》とか《墓地の侵入者》が通ると勝ちに近づくからそれを意識してたかな」

 

ポイズン


増門「当たった事がないので全然わかりません」

棚橋「俺も」
増門「かなり不利だと思います。グリクシスvsポイズンよりは戦えるとは思いますが」
コバユイ「もしいまからメタるとしたらどうします?」
棚橋「俺らのデッキは横並びが苦手だからこういうデッキは苦手だからなぁ。《巨竜戦争》なんかいいんじゃないかな。軽いところだと《梅澤俊郎の生涯》とかもいいかもね」
コバユイ「《梅澤俊郎の生涯》はめっちゃ入れたくないw弱い」
増門「《スクレルヴの巣》が一番きつそうだから、《羅利骨灰》はここでも使えるかもしれませんね。緑カウントを増やす必要はありますが。《ふくれた汚染者》=4/4がいるので《兄弟仲の終焉》がクリティカルではないのでメタりにくいですね。本当に良いデッキだと思いました」
棚橋「冷静にド不利だよね。ちょっと範囲が狭いけど《ギックスの命令》なんかはいいサイドカードになると思う。マナベースを緑に寄せれば《グリッサ・サンスレイヤー》もあると思うよ。きついマッチアップである事には変わりないけど」

 

エスパーレジェンズ


コバユイ「僕が持ち込んだアーキタイプですね。木原さんが勝ってくれて本当に良かったです。僕は増門さんに2日目の直接対決で負けましたが、このマッチってエスパー有利ですよね?」
増門「ですね。メインは《焦熱の交渉人、ヤヤ》などの不要カードが多いからあまり当たりたくないマッチアップですね。エスパーはリストの差が大きいから一概には言えないですが、《賢明な車掌、トルーズ》や《離反ダニ、スクレルヴ》は複数枚入っていることが多いので有利不利は覆らないと思います。除去に徹してお願い《シェオル》で生き残ったら勝ちます」
棚橋「今後エスパーが増えるなら《抹消する稲妻》《羅利骨灰》《魂転移》なんかがいい選択肢になると思うね。《悪意ある機能不全》もいいかも」

 

グリクシス


コバユイ「トップメタ予想だと思いますが。正直不利だと思ってました。そこらへんどうでしたか?」
増門「もちろん有利だと感じてこのデッキを採用しています。私たちのデッキはカウンターが当たってしまう構成をしていますが、グリクシスの採用枚数ではかならず打ち漏らしが発生します。《絶望招来》をカウンターさせて《気まぐれな厄介者》でもう一回《絶望招来》を打ち勝ちを狙います。《豪火を放て》や《墓地の侵入者》が寓話に強いのも有利を決定づけてくれていると思います」※メインボードの話
コバユイ「グリクシスに強いと評判の《剃刀鞭の人体改造機》を3枚とってて印象的ですが、アグロプランはグリクシスにもとるんですか?」


増門「むしろグリクシス用のアグロプランですね。《絶望招来》を3~4枚、《気まぐれな厄介者》も抜きます。重いところが抜けて軽くなるので土地も抜きます。《強迫》をオールインしてしっかりクリーチャーでの勝ちを狙います。カウンターを腐らせる事を意識します」
棚橋「最初はカウンターの差でグリクシスに全然勝てなくて、それを改善してくれたのが《剃刀鞭の人体改造機》だね。メインとサイドでレンジを変えられるいいカード。グリクシスで《剃刀鞭の人体改造機》を受け切れるカードは《シェオル》しかいないし。グリクシス同型で強いんだからジャンドで使っても強いのは変わらないのは当たり前なんだけどさ」
増門「カウンターでなく《強迫》というのもグリクシスより《シェオル》を強く使えるところかもしれません」

棚橋「カウンターにビビりすぎない強い心も大切だね。Ono君が最近スタンちょいちょいやってんだけど、うまぶってカウンターケアしすぎて《鏡割りの寓話》出すターン遅れて負けまくってたよ」

 

―最後に

 

コバユイ「今日のために少し回してみたのですが。デッキの特徴として、メインとサイドで動きが変わるのがとにかく強いですよね。2対1を取れるカードも多いです。イニシアチブを取りつつ殴る王者のデッキミッドレンジが好きな人は絶対使った方がいいと思いました。最後になにかコメントをお願いします」
増門「昔からミッドレンジ大好きでこのデッキを作ったのでミッドレンジ好きにはお勧めしたいし、是非使っていただきたいです。大味なところもあるので昔ながらのジャンドが好きな人にもお勧めです」
棚橋「コバユイの言う通りメインとサイドでゲームレンジを変えられるのがめちゃくちゃ強かった。マジック長くやっててここまでレンジを変えたことないから記憶に残りそうだね。俺が初めてなんだから相当だよ」
コバユイ「このデッキのアグレッシブサイドボードはコントロールの《聖トラフトの霊》ととか双子コンボとは違って本当にアグレッシブでMTG史上初なんじゃないの?と思ってしまったくらい僕が知らないプランだったので本当に印象的でした。メインで《気まぐれな厄介者》見ちゃうとよりカウンターとか墓地対策積んじゃいますからね。そういう意味でもちゃんと《気まぐれな厄介者》デッキだなとも思いました。ただ招来ジャンドラゴンって名前は流石にないと思います」

 

―今週末にこのデッキを使う人に
増門「シェオルや絶望招来があるのでライフは積極的に削りに行きましょう。例えば、こちらの銀行破りにまだカウンターが乗っていて、殴ると相打ちになってしまうような場があったとします。別のクリーチャーの攻撃が通るなら思い切って銀行破りも殴りましょう。土地の置き方は注意しましょう。しっかりと負けに近づきます。《羅利骨灰》の話を沢山しちゃいましたけどもしとるなら緑マナソースは増やしましょう」
棚橋「増門全部話しちゃうじゃん......。そうね《切り崩し》を沢山取りましょう」

 

コバユイ「今日は本当にありがとうございました。僕も頑張ります」

棚橋「こちらこそ。」

増門「いえいえ、楽しかったです。記事楽しみにしてますね」

 

全部読んでいただいてありがとうございました。

 

コバヤシトモヤ

Onogames

 

サカイさんの誰もやってないフォーマットシリーズ!!フェスティバル:美麗聖堂/The Fair Basilica

こんばんわ!Onogamesです。少しずつ暖かくなってまいりました。春の訪れを感じます。
という事で来週末は久々のBIGイベント!皆さん、会場でお会いできることを楽しみにしています。

 

今日も今日とてサカイさんの誰もやってないフォーマットシリーズです。

週末までわくわくを抑えきれないって方はサカイさんの記事を読みイベントで遊びましょう!

 

フェスティバル:美麗聖堂/The Fair Basilica 

ミラディンの球層の名を冠したイベント戦その5
紋章付きシングルトン構築


英語しかソースないけど↓

https://magic.wizards.com/en/news/mtg-arena/welcome-to-phyrexia-festival?utm_medium=product&utm_source=arena

紋章は
「If a permanent entering the battlefield causes a triggered ability of a permanent you control to trigger, that ability triggers an additional time.(場に出たときの効果は2回誘発する)」
場に出たとき能力はETB(Enter The Battlefield)能力って言われて、これも割と多いし、どの色でもわりとある。

前回と同じような感じでアレだけど、今回も白黒のミッドレンジでドン、ETBで1枚引く、1枚捨てさせるは、2枚引ける、2枚捨てさせるってなるので効果が凄い。
ただ、相手も同じ感じでやってくるのでそういうこと、麻雀でいうTHEわれめDEポンみたいなゲーム感(わかりにくい例え)


デッキはこれ

https://mtgazone.com/user-decks/rm3w8tvb0ik5x0vugrlb/

COPY TO CLIPBOARD(ARENA)でアリーナへインポート出来る

 

小ネタ
・白と黒はETBで1枚引くが多いので、適当にやってても手札が減らない
・黒はETBで1枚捨てさせるが多いから相手の手札はなくなる
・リング系(もとは忘却の輪だけど、今は仮初めの時間)除去のETBで追放する系除去が2個除去れるので効果がすごい
・↑の事情でリング系除去が多いけどそれ故にそれを破壊されると盤面がまくられやすい
・相手もリング系除去を使ってくるのでエンチャントを破壊するカードはちゃんと取る
・ニューカペナのコモンの1点回復フェッチランドが凄いとなりがちだけど、ETBは2回誘発するけど、効果は生贄に捧げたときなので結局は普通の効果になるから注意
・墓照らしは2体除去出来ない、1回目で死亡してるから2回目の解決は1枚引くになる(コスパが凄い)
・環境後半はリング系除去が多いだろうからエンチャント破壊はもっと多く入れたほうが良さそう

 

サカイリョウ

Onogames

サカイさんの誰もやってないフォーマットシリーズ!!フェスティバル:ドロス窟(THE DROSS PITS)

こんにちは、Onogamesです。今日も今日とてサカイさんの記事。

イベント4つ目です!

 

ミラディンの球層の名を冠したイベント戦その4


紋章付きシングルトン構築
英語しかソースないけど↓

https://magic.wizards.com/en/news/mtg-arena/welcome-to-phyrexia-festival?utm_medium=product&utm_source=arena

紋章は
「If a creature dying causes a triggered ability of a permanent you control to trigger, that ability triggers an additional time.(あなたの死亡誘発は2回誘発する)」
死亡誘発は割と多いので何でもいけるけど、黒に多いね。

白黒の死亡誘発多めのミッドレンジでドン、相手のデッキもそんな感じでネットリしたゲームが出来る。

デッキはこれ

https://mtgazone.com/user-decks/kovjstib0lu1vxohuj/

小ネタ


・食肉鈎殺人事件はアリーナナーフされてるけどこのルールだと死亡誘発すごい
・悪運尽きた造反者(2/1/1死んだらゾンビ出す)のパフォーマンスがすごい
・グールの行進は2回誘発するかと思いきや自身のテキストのせいで1回しか誘発しない(なんでデッキに入ってるのか分からない)
・ギックスのくぐつ師(4/4/3死んだら墓地の3マナ以下を戻す)のパフォーマンスがヤバい

それでは良いMTGAライフを。

 

サカイリョウ

Onogames