Onogames

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ALL WILL BE ONO.

MCQ@伊勢崎1没!渡邉 崇憲の「老舗の秘伝のタレは真似できねぇんだよなぁ・・・」

こんにちは!Onogamesです。

 

今回記事を書いてくださったのはでかなべ(渡邉君)です。

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2連続1没ということで本人は悔しいのかもしれませんが、チームメイトからしたらすごいという気持ちしかありません。

私の好きな作家の有名な言葉があります、

 

モチベーションという概念は、
希望につながっていなければならない。

 

まさにそんな男ですね。

それではでかなべの記事をお楽しみください。

  

◆はじめに

 

どうも!渡邉です!

 

三連休ということで木原 惇希(Hareruya Pros)に連絡を取り、スタン、モダン、レガシーのデッキを鞄に入れてノープランで東京に旅立つところから話しは始まります。

 

MTGをして、酒を飲んで、バチェラー・ジャパン(Aamazon Prime)を見て馬鹿笑いしながら連休が過ぎて行き、リミテッド神挑戦者決定戦も特に良いところもなくドロップ。

 

日曜日はどうしたものかなー、と考えていると木原君から「時間あるなら伊勢崎のMCQ行けば?権利取って一緒にアメリカ行こうよ!」と提案されたので、元々行く予定を立てていたOnoさんに連絡して伊勢崎MCQへ行くことに。

 

幸いモダンのデッキは鞄入っているので、慌ててカードを探す必要もありませんでした。

 

しかし、ここ最近はスタンダードとレガシーしかしていなかったので、さっぱりモダンをプレイしていないのが問題でした。

 

◆モダンデッキ選択

 

とはいえ、各地のMCQの結果や、検索エンジンで上位デッキはみていたので、情報だけはかじっていいました。

 

モダンホライゾンの発売により劇的に変化した環境!!!

 

《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》が2ヶ月半で禁止になるなど、実際にプレイしていない自分からすると何が起きてるのかよくわからなかったです。

 

ちなみに私はマジックフェスト・横浜2019以来モダンをしていなかったので、実際ホガークヴァインがどの程度すごかったのかはさっぱりわかりません。

 

そんな中、つい先週にこばゆい(Onogames)がMCQ仙台を突破したので、この混沌とした世界の光を求めて連絡することに。 

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まさかの優勝デッキは板ではない説。

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加藤さん(Bigs)のツイッターに上がっていたマルドゥシャドウは自分も見たときに「《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》から《死の影/Death's Shadow》を持ってくる動きは強うそう!」と思ったので気になってはいました。

 ただ、《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》は3マナ3/3のモダンでは平均以下なクリーチャーだし、《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》が令和のモダンで通用するとは思えませんでした。

 

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《発掘/Unearth》で《死の影/Death's Shadow》を釣り上げたりして、継戦能力はグリクシスシャドウよりは上がっていそうだけど、各種モダンホライゾンのカードが未知数でなんともいえない。

 

というのが最初に思ったところですね(とは言いつつも加藤さんのツイートを見た後すぐにイーオスのレインジャー長を4枚買いましたが笑)。

 

というような流れで、元々はラストサン予選に出るために組んでいたデッキでしたが、急遽マルドゥシャドウでMCQへ参加することに。

 

以前グリクシスシャドウを使っていた時期もあったので、その経験が活かせれば、と思ったのもデッキ選択理由の一つですね。

 

使用したリストは以下の通り。

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◆MCQ前夜

 

当日朝早く出発することもあり、前日にOnoさんの家にお泊まり。

 

基本的に寝不足で大会に臨みたくないので、大会前は十分な睡眠を心がけています

 

ですが、同行者の小林 龍海さん(Hareruya Hopes)とフリープレイを始めたのが運の尽き。

 

23時頃に「もう寝ましょうよ」と提案するも「んー、まだ元気」とフリプ続行。

 

逆に、今度は自分がサイドボードの感覚をつかみかけて"これか!"と閃きかけるも「今日は終わり」と無情にもフリプ終了。

 

気づけば0時半、シャワーを浴びて慌てて眠りにつきました。

 

◆MCQ@高崎簡易レポート

 

R1 赤単 ○○

 

R2 エルドラージトロン ○○ エビタニさん(Onogames)

 

R3 ジャンド ○○

 

R4 青白石鍛冶 ×○○

 

R5 赤単 ○○

 

R6 ジェスカイの隆盛コンボ ○○

 

R7 ID

 

R8 ID

 

3位抜け!!!

 

QF マルドゥシャドウ ○×× 加藤さん(Bigs

 

1没!!!

 

メイン取って「これはいけるか!!!」と思うもサイド後はしっかり2本取られました。

 

1本目は先手でマウント取って勝ち。

 

2本目は老舗「加藤」秘伝のタレ"ケイヤ"でぐちゃぐちゃにされて負け

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3本目は認めるのに時間がかかりましたが、ぬるいハンドキープして負け。

 

会場を後にしてだいぶ経った後、同行者のソロ君に「やっぱりあのハンドぬるかったな!」と聞くと「ぬるかったです!!」と元気よく返されたので諦めがつきました笑

 

 

◆感想

 

最後は老舗の親方に未熟さをわからされてしまいましたが、久しぶりのモダンにしては上々な結果と言えますかね。

 

とはいえ、加藤さんには完全に実力負けしてしまったので、もっと頑張らないといけないな、とも思いました。

 

予選ラウンドでは龍海さんと前夜に練習した内容が結構活きたので、あの時は寝たかったですが、今は感謝してます(笑)。

 

「《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》をもっと対戦相手のアップキープに使った方が良いと思う。」ってアドバイスはマジで効きました。あざっす!

 

PPTQがなくなって久しいですが、最初多かった参加者が徐々に帰路につき、静かな会場でシングルエリミネーションをするあの感覚は久しぶりに味わいました。

 

大型イベントとはまた違う緊張感に包まれて、ハイレベルなMTGができてよかったです。

 

そして、デッキ自体はかなりよかったです。

 

グリクシスシャドウで完成されたかと思ったシャドウ系デッキですが、モダンホライゾンでまた一つ高みに登ったように感じました。

 

デッキ全般に関して細かい解説ができるほどはやり込んでいないので、モダンホライゾンから投入された新戦力の感想や使用感をざっと書きます。

 

《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》

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3マナ3/3バニラとか言ってマジですみませんでした。

 

「イーオスのレインジャー長を生け贄に捧げる:このターン、対戦相手はクリーチャーでない呪文を唱えられない。 」

 

この能力が想像の5倍は強力でした。

 

《死の影/Death's Shadow》を供給しつつ、対戦相手のソーサリータイミングの動きを縛り、自分のメインで起動して《ティムールの激闘/Temur Battle Rage》を安全に決める、と三面六臂の大活躍!!!

 

これはもう変な相棒が収録されると値段が跳ねる可能性があるので興味のある人は4枚持ってても良いかもしれませんね。

 

《ルーンの与え手/Giver of Runes》

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これはちょっと意見が割れそうな1枚に感じました。

 

メリットは当然、攻守に渡りプロテクションが強力!デメリットは単体でのパワー不足。

 

フェアデッキ戦は重ね引いても十分強く使えますが、各種コンボ系と対戦する時のスピード感には一切寄与しないのでそこはメタ次第でしょうか。

 

個人的には結構助けられたので、現状は4枚でもいいと思います。

 

《無声開拓地/Silent Clearing》

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ライフを自由に払える便利な土地。

 

この手のデッキの土地を多く引きすぎた時の弱さも軽減できるいぶし銀な一枚。

 

間違いなくマルドゥシャドウのデッキパワーを底上げしてくれています。

 

《発掘/Unearth

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コモンから。

 

そして、これは《死の影/Death's Shadow》を釣り上げるのではなく、《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》を釣るのが大本命でした。

 

能動的に墓地に送りながら追加の《死の影/Death's Shadow》をサーチしたり、2ターンに渡り相手のアップキープに《沈黙/Silence》と、ハマった時の爆発力には目を見張るものがありました。

 

サイクリングで使うことはほとんどありませんでした。

 

《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》

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サイドボードから。

 

今回はあまり効果的な相手には当たりませんでしたが、飛行機械トークンを止めたり、各種部族デッキに効果的な上に本人は接死持ちと十分な性能。

 

モダンにレガシーに大活躍なナイスサイドカードですね。

 

 

総じて《イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos》を使い倒すために組まれたデッキだと思いました。

 

◆最後に

 

権利は獲得できませんでしたが、久しぶりのモダンは適度な緊張感もあり面白かったです。

 

いろんなデッキタイプがある中で"職人"系のプレイヤーが多いのもモダンの面白いところな気がします。

 

久しぶりに齋藤さん(Onogames)がUWミッドレンジを回しているところを見ましたが、ちゃんとゲームメイクしながら戦ってるのが後ろから見ててもわかって「すごいなー」と思いました。

 

やはり特定のアーキタイプを極めることによる付加価値は大きいですね。

 

私の愛した人間ビートダウンは下火になってしまいましたが、シャドウ系のデッキをまた練習しようと思いました。

 

目指せシャドウ職人!

 

そして、10月はBIGMAGICさん主催のBMOが開催されます!!!

 

スタンダードとレガシーに参加するつもりでしたが、モダンも捨てがたいですね。

 

ちょっと悩んでみようと思います。

 

それではまたどこかの大会で会いましょう!!!

渡邉 崇憲