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ALL WILL BE ONO.

PTドミナリア19位!!木原惇希の「Perfect Kihara Works!」

こんにちは!Onogamesです。今回の記事は皆さんお待ちかね、エース木原君の記事です。本来、このパートはこれから有名になっていくプレイヤーを紹介するものですが、せっかくなので紹介させていただきます。

木原惇希(通称キハラくん

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新潟出身のブロンズレベルプロプレイヤー。かの有名な高橋優太選手と同郷であり、弟子でもあります。

彼の使用するデッキはすべて「キハラワークス」と呼ばれコピーされる機会も多いです。

こんな見た目ですが、非常に後輩力が高く、Onoさんを始めとするおじさん達に可愛がられています。気さくな人柄もあり、飲み会等では話題の中心となることが多いです。

東京に越してからは持ち前の活発さ活かした幅広い活動を行なっており、プロチームの練習会やドラキチメンバーとのドラフトなど高レベルな環境に身を置いています。

 

Onogamesの活動もRTでの拡散というフォロワーの多い彼ならでは形で貢献してくれています。また、Onogamesのユニフォームも非常に良く似合っており、エースかつ広告塔といったところでしょうか。

 

そんな彼ですが、過去には過ちを犯し罰を受けています。ご存知の方も多いと思われます。

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名誉回復は非常に難しく、MTGの第一線で戦い続ける限り実力を示し続けていかなくてはいけません。彼が評価される為には人一倍結果を残す必要があります。今回のPTがその初めの一歩となり、彼が更なる飛躍を得ることをチームメイト、友人として期待します。

 

それでは木原君の記事をお楽しみください!

 

◇はじめに 

皆様こんにちは、Onogamesの木原惇希です。

先日、リッチモンドで開催されたPTドミナリアに参加してきましたので、今回使用したPerfect Kihara Works!の調整録と簡易レポートを書かせて頂くことになりました。

拙い文章ですが読んで頂けますと嬉しいです。

 

◇調整録

今回の調整はどこのチームからもお声かけ頂けなかったので、主に1人でMOを使用して行いました。

5/4~6に開催されたGP北京後の5/8から本格的に調整を開始。

まずは、初代スタンダード神にしてくれた魂のカードである《中略/Syncopate》4枚からデッキを組むことにしました!

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初めに回したリストはこちらになります。

WUB-残骸の漂着型

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この型はリーグ5−0こそできましたが、《残骸の漂着/Settle the Wreckage》を採用することで白白青青黒黒を要求されマナベースへの負荷が大きくなり、タップインランドを7枚も採用しなければならず、土地事故への懸念が生まれました。

また、《中略/Syncopate》との相性が悪いことから《残骸の漂着/Settle the Wreckage》は解雇に至ります。

 

 次に回したのはこれらのリスト

UBタッチW-初期型

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これらのリストでは事故も少なく、5−0と4−1を繰り返し好調子。しかし、調整していくうちに環境にアグロデッキが増えてきたことから《天才の片鱗/Glimmer of Genius》と《ヒエログリフの輝き/Hieroglyphic Illumination》を4ターン目に唱えられるほど盤面に余裕がないゲームが多くなりました。これらを手札に数枚抱えたままゲームに敗北することも多く、サイドアウト率が高いことから別のアドバンテージ源を探す必要があると感じ始めました。

 

上記を踏まえて回し始めたのがこれらのリスト。アグロを意識した構成となっております。

UBタッチW-アンチアグロ型

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キャントリップ付きの疑似除去呪文の感触は非常によく、ほぼこれらのリストでの参加を決めていましたが、最終調整を兼ねて晴れる屋さんのスタンダード神挑戦者決定戦に参加したところ、BYEを抜くと5−3という残念な結果となりました。

 この大会が日曜日に開催され、木曜日の朝にはデッキ登録をしなければいけなかったことから急いで他の案を検討することとなりました。

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同大会に出ていたOnogamesの池端くんが、「《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》はすごく強い!」と力説していたので試してみることに。

UBタッチW-カーン型

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《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》を試してみたところ、最初からリーグ5−0して強いかも?とも思いましたがその後リーグ3−2、0−3、2−3と負けが続き、《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》は先攻の時は強いカードだが、後攻の時は《天才の片鱗/Glimmer of Genius》より弱い場面が多く、カウンターがメインに8枚入っているこのデッキには隙が多くて合わないと感じ解雇。初期型の失敗と似た失敗を繰り返してしまいます。

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 期限が迫る中、調整を繰り返し、実際にPTに持ち込んだリストがこちら。

Perfect Kihara Works!

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最終的にアドバンテージ源として採用したのは《アズカンタの探索/Search for Azcanta》でした。

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 このカードは他のドロースペルと比べて隙が少なく、後半の莫大なアドバンテージを稼いでくれます。また、6枚目、9枚目の土地としても機能することからメインとサイドに1枚ずつ採用することにしました。このデッキの目指すゲームプランは実に簡単で、4ターン目までは対戦相手の脅威に対して除去やカウンターで対応し、盤面に脅威がない状態で5ターン目からこちら側の脅威を押し付けるだけです。

 除去呪文を多く採用していることからメインのコントロールに対しての勝率は低いですが、環境の8割近くはアグロorミッドレンジ寄りのデッキであると予想してこの形に落ち着きました。

 

◇ PTドミナリア本戦

Day1

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R1 Michael Bashir 〇〇

R2 Paul Rietzl ×〇〇

R3 Andrew Calderon 〇〇  

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R4 Thoralf Severin 赤単アグロ 〇〇

R5 Eric Froehlich 青黒ミッドレンジ 〇〇

R6 Christian Wijaya 黒緑蛇 〇×〇

R7 Andrea Mengucci 赤黒機体 〇××

R8 Mateusz Kopec 赤単アグロ 〇〇

ドラフトラウンドは強レア4枚の入った青赤ウィザードを運良くピックできて3−0!

構築ラウンドはAndrea Mengucci選手の赤黒機体にうまく噛み合われて負けてしまいましたが、4−1と上出来!

Total7−1の3位という好成績でDay1を終えることができました。

 

Day2

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R9  Collin Rountree 〇〇

R10 Ernest Lim ×〇×

R11 Andrea Mengucci ××

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R12 Raphael Levy 青黒コントロール 〇〇

R13 Nicholas Salas 赤単アグロ 〇×〇

R14 Ryuji Murae 赤黒ミッドレンジ 〇××

R15 Jelger Wiegersma 赤黒機体 ×〇〇

R16 Niels Noorlander 青白コントロール ××

 

ドラフトラウンドは上からのシグナルがなかなか読めず、白青黒の弱めのデッキになってしまい1−2。

構築ラウンドはRyuji sanにazasita!!されてTop8の目がなくなり3−2。

Total11−5の19位でFinish!

25周年記念PTの権利と10PPと賞金3000ドルを獲得!

これにより今期のPPが16点になり、あと上乗せ1点でシルバーレベルプロになれるところまできました!※木原くんは昨年PPが1点足りずシルバーをのがしています。

 

今回のPTは今の自分の実力からはかなり上振れた結果だとは思いますが、これで満足するのではなく、今度こそはPTで優勝できるようにこれからも精進を続けます!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまたどこかの大会で会いましょう!

 

木原惇希