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ALL WILL BE ONO.

PPTQ突破!!酒井亮の「今期のPPTQを抜けるまでの忘備録」

こんにちは!Onogamesです。

 今回の記事もチーム外のプレイヤーからの投稿となります。

 投稿者は酒井さんです。簡単に紹介させていただきます。

酒井亮(通称さかいさん)

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 酒井さんはOnoさんの大学の先輩であり、MTGの師匠です。Onoさんと近しい間柄の為Onogamesとの交流も多く、今回の投稿へ至りました。Onogamesの若いプレイヤー達から非常に慕われており、加入待ったなしかと思われましたが、別のチームに所属しているため願いは叶わず。

 ユニークな語彙の持ち主でもあり、数々の名言を残してきました。

 MTGではミッドレンジや重めのコントロールを愛用していますが、酒井さんが結果を残すときには必ずと言っていいほどアグロデッキを使用しています。

 Onogemesメンバーの木原君にも「コントロールはどちゃくそ下手なのにアグロ使わせたら上手くてびびった」と言わしめたほどです。

 そんな酒井さんの選択したスタンダードのアグロデッキの記事をお楽しみ下さい。

  

○はじめに

 こんにちは、PPTQ常連参加プレイヤーの酒井です。

 Onogamesではないですが今回勝ち語りをさせてもらう機会を頂きました。

  今回はプロツアーが遅いのでメタゲームが定まりにくく、使いたいカードやデッキを使っても勝てるかなと思い、自己実現を優先するようにしました。

  

○デッキ検討

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 環境初期(ドミナリア発売翌日)のBMOでは、少し前に流行った《旗幟+鮮明/Appeal+Authority》を使うトークンデッキを持ち込みましたが、《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》にメタメタにされてしまいました。

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 そこで、《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》と、それに相性がいい《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》を使ったデッキを使おうと思いました。

また、赤には優秀な伝説クリーチャーやプレインズウォーカーが多いので、平成のかがり火こと《ヤヤの焼身猛火/Jaya's Immolating Inferno》も一緒に使ってみようと思いました。

 

適当に並べてみたら以下のような感じで、

ちょこちょこいじりながら○れる屋の休日大会を連戦したところ、通算で8-2して割と好感触でした。

 

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土地

15《山/Mountain》

4《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》

4《泥濘の峡谷/Canyon Slough》

クリーチャー

3《ピア・ナラー/Pia Nalaar》

4《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》

4《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》

4《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix

4《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》

1《不死身、スクイー/Squee, the Immortal》

2《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》

スペル

4《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》

1《炎鎖のアングラス/Angrath, the Flame-Chained》

2《火による戦い/Fight with Fire》

4《削剥/Abrade》

3《ヤヤの焼身猛火/Jaya's Immolating Inferno》

1《モックス・アンバー/Mox Amber》

 

サイドボード

4《ボーマットの急使/Bomat Courier》

1《沼/Swamp》

4《大災厄/Doomfall》

2《火による戦い/Fight with Fire》

1《風雲船長ラネリー/Captain Lannery Storm》

3《チャンドラの敗北/Chandra's Defeat》

www.hareruyamtg.com

 

使用感

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・《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》+《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》はやっぱり強い

・最近見ない《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》だけど以前のまま強い

・《火による戦い/Fight with Fire》は《残骸の漂着/Settle the Wreckage》を打たれるとプレイヤー10点火力になる

・《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》は攻めて良し守って良し

・《モックス・アンバー/Mox Amber》は微妙だった

・《ヤヤの焼身猛火/Jaya's Immolating Inferno》はX=3の3点3点3点とかで盤面まくる事もあって、使えればただ強いけどやっぱり使いにくい

・相手の《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》でもっていかれるカードはメインに取りたくない

・《産業の塔/Spire of Industry》や《霊気拠点/Aether Hub》をマナベースに取るのは割とリスク

・《不死身、スクイー/Squee, the Immortal》は《残骸の漂着/Settle the Wreckage》にも果敢に殴れて良かったけれど、2/1バニラはゴミだった

 

○今回の構成

調整した結果、今回使ったレシピはこれ

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土地

1《沼/Swamp》

16《山/Mountain》

4《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》

4《泥濘の峡谷/Canyon Slough》

クリーチャー

4《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》

4《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix

4《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》

4《歩行バリスタ/Walking Ballista》

2《栄光をもたらすもの/Glorybringer》

4《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》

2《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》

スペル

3《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》

1《炎鎖のアングラス/Angrath, the Flame-Chained》

2《火による戦い/Fight with Fire》

4《削剥/Abrade》

2《マグマのしぶき/Magma Spray》

 

4《ボーマットの急使/Bomat Courier》

1 Kari Zev's Expertise

1 Release the Gremlins

4《大災厄/Doomfall》

2《火による戦い/Fight with Fire》

2《チャンドラの敗北/Chandra's Defeat》

1《最古再誕/The Eldest Reborn》

1《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》

 

  結果的にはビッグレッドの形式となりました。

 メインからサイド後の赤黒機体みたいな構成なため赤黒ミラーはメインから有利取れそうな感触です。その分青系にはメインは全部カウンター合わされて死ぬだけなので、メインは《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》が通ってワンチャン程度です。

 

・スイスラウンド

赤単アグロ 勝ち

緑白アグロ 勝ち

赤単アグロ 勝ち

エスパーコン 負け

マルドゥミッドレンジ? 勝ち

・シングル

緑白アグロ 勝ち

エスパーコン 勝ち

 

 

使用した感触はこのような感じでした。

・赤黒とかの機体系:メインサイド有利

・緑単系:メイン微有利 サイド後有利

・赤単アグロ:鎖回し次第で微有利 サイド後は相手のサイドインに合わせられるか次第

・青系コントロール:メイン超不利 サイド後トントン

・王神:微不利

・雑多なアグロ:有利

 

○まとめ

 今の環境は赤いカードが強く、アグロからコントロールまで何でも出来る印象です。そのため赤いデッキはサイド後まで含めて幅広いゲームプランが取れるので面白いと思っています。

 プロツアー前に小さいですが自己実現出来て良かったです。

 

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勝ち語りが長くなってしまいましたが、読んで頂きありがとうございました。

 

酒井亮