こんにちは!Onogamesです。
今回記事を書いてくださったのは渡邉さんです。今回も簡単に紹介させていただきます。
渡邉崇憲(通称でかなべ)
新潟や東北でMTGをされている方なら大会等で見かけたことがあるのではないでしょうか?新潟や東北のPPTQに積極的に参加おります。GP静岡2017春ではベスト8に入賞し、PT京都に参加。PT京都はOnogamesが発足したイベントであり、彼は立役者の一人です。
Onogames見参! pic.twitter.com/4E9wxUYgGF
— たなはし まさやす (@tanahashi1224) July 27, 2017
PPTQ突破率も非常に高く、確かな実力もあります。メンバー集めや宣伝活動を積極的に行っており、Onoさんの右腕的存在です。しばしばMO配信も行っておりますので機会があればご覧になっていただますと幸いです。※配信時にはOnogamesのtwitterアカウントでアナウンスを行っております。
それでは渡邉君の記事をお楽しみください!
◆はじめに
大家好! 我是 Onogames 渡邉!
「GP北京で輝かしい栄光を掴んだ勝利レポート!」と洒落込もうと企んでいたのですが、現実はBye明け0-3ドロップという音速での北京観光コースでした。
ですので、今回のレポートはつい先日参加した「マジックフェスタ2018in仙台」のものとなります。
前回のマジックフェスタは昨年福岡で開催されたこともあり、岩手県在住の私としては「そういうイベントもあるのかー」くらいの認識でした。
今回は仙台で開催されるというのと、Onogamesの総帥が会場限定プレイマットを欲しがっていたので、プレイマットの獲得を目指しつつ、優勝するとThe Finalsの権利が獲得できる「The Finalsチャレンジ(スタンダード)」に参加することにしました。
公式HPを見ると、お楽しみ抽選会、参加費無料のスタンダード対戦会や、各種8人フライトトーナメントとサイドイベントも充実しているのでとても楽しみでした!
◆デッキ選択
使用したデッキは同じくOnogamesに所属している木原くんにシェアしてもらったキハラワークス(青黒タッチ白コントロール)です。
土地
4《島/Island》
4《沼/Swamp》
2《進化する未開地/Evolving Wilds》
4《霊気拠点/Aether Hub》
1《氷河の城砦/Glacial Fortress》
1《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel》
4《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
2《廃墟の地/Field of Ruin》
4《異臭の池/Fetid Pools》
クリーチャー
3《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》
3《スカラベの神/The Scarab God》
スペル
2《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》
4《ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt》
4《不許可/Disallow》
4《致命的な一押し/Fatal Push》
4《天才の片鱗/Glimmer of Genius》
4《中略/Syncopate》
3《喪心/Cast Down》
1《ヒエログリフの輝き/Hieroglyphic Illumination》
1《アルゲールの断血/Arguel's Blood Fast》
1《暗記+記憶/Commit+Memory》
サイドボード
4《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner》
1 《アルゲールの断血/Arguel's Blood Fast》
4 《否認/Negate》
1 《喪心/Cast Down》
2《俗物の放棄/Forsake the Worldly》
1《バントゥ最後の算段/Bontu's Last Reckoning》
2《大災厄/Doomfall》
GP北京から帰国してすぐにリストを教えてもらい、少しずつ調整して今の形になりました。
当初は青白タッチ黒の構成だったのですが《残骸の漂着/Settle the Wreckage》が良くも悪くも振れ幅が大きい事、《封じ込め/Seal Away》が《キランの真意号/Heart of Kiran》や《ベナリア史/History of Benalia》のトークンに対してあまりにも無力な事などから、除去を黒ベースにすることにしました。
新セット「ドミナリア」からは3種類のカードが採用されています。
《中略/Syncopate》
4枚採用しているデッキは現段階では珍しいのではないでしょうか?後手での弱さは如何ともし難いですが、プレインズウォーカーや各種スペルに当てられるカウンターということで重宝しました。木原くんの魂のカードですね。
《喪心/Cast Down》
前述の《キランの真意号/Heart of Kiran》や《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》に当てられないので半信半疑でしたが、それ以上に当てられる生物が多いのと、2マナの除去ということでこちらも重宝しました。
《ドミナリアの英雄、テフェリー》
解説するまでもなく強力なPWですね。《スカラベの神/The Scarab God》を含めた強力な5マナ域がフィニッシャーを務めます。ただ、今回の土地構成だと白マナの出る土地が6枚で、5ターン目に出せない事もありました。
これ以上語るとボロが出そうなので、そろそろ本選の結果に行きます。
◆The Finalsチャレンジ簡易レポート
R1 赤単アグロ ×○×
「重宝しました」とか言っているそばから先手を取られて《中略/Syncopate》を握りしめて負けました(笑)。G3カウンターハンドをキープしてしまい何もできずに負けました。マリガンでしたね、反省。
R2 黒緑ビートダウン(巻きつき蛇)○○
R3 青白コントロール(副陽の接近)○○
R4 赤単アグロ ○×○
今回は除去とカウンターをうまく当てながらフィニッシャーにつなげることができました。《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》や《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》は着地してしまうと処理することが難しいので、カウンターを構えるのか、除去を使ってライフを守るのか、難しい選択を迫られました。
R5 緑単タッチ黒(原初の飢え、ガルタ)×○○
《顕在的防御/Blossoming Defense》の有無が勝敗を大きく変えます。G3初手に虎の子の《バントゥ最後の算段/Bontu's Last Reckoning》や各種除去はあるものの土地は《霊気拠点/Aether Hub》2枚のみ。マリガンするか悩みましたが、運命を受け入れてキープ、見事土地を引きました。後ろで見ていた人から「キープした時点で負けたと思いました」と言われてしまいました(笑)。欲しいカードは揃っていて、土地を引いたら勝てそうなハンドだったので、土地を引けないリスクは許容範囲だと考えてのキープでした。
R6 白黒機体 ○○
《模範的な造り手/Toolcraft Exemplar》から始まるビートダウンなうえ、《ベナリア史/History of Benalia》や《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》といった軸の違う驚異も満載なので苦戦しました。
5-1の3位でSEに進出!
QF 青白黒歴史的 ○×○
《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner》から始まるミッドレンジで当初はデッキの構成がわからず苦戦しました。G2相手の2ターン目の《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner》が止まらず負け。G3こちらの2ターン目の《光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner》が止まらず勝ち。相手の方がG2でこちらの軽い生物を見なかったのでG3は軽い除去を減らしたとのことでした。
SF 赤黒機体 ○○
G1相手の方の土地が2枚で止まってしまいうまく動かれず勝ち。G2除去で序盤を耐えつつ5ターン目に《スカラベの神/The Scarab God》を出して除去されず勝ち。木原くんの教えを守り《否認/Negate》を厚くサイドインしたのが非常に効果的でした。
F緑単タッチ黒(原初の飢え、ガルタ)トス
相手の方がThe Finalsの権利が特に必要ないとのことなので、権利を譲っていただくことになりました。ありがとうございます!!!(そのあとのフリープレイでボコボコにされたのは秘密にしておいてください)
◆まとめ
ということで、プレイマットを手に入れる目標を達成したうえに、The Finalsの権利まで手に入ってしまいました。
※右端に写っている青木君はマジフェス後に新規加入したOnogamesのメンバーです。PTドミナリアにも参加予定と今後が楽しみな若手プレイヤーです。マジフェスもトップ8入賞と好成績でした。
現在のスタンダードは《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》が少し強すぎるような気もしますが、まだまだ研究の余地があり、メタゲームも動いていくことでしょう。
今回使用したキハラワークスはいわゆるヘビーコントロールに分類されます。対戦相手の繰り出してくる力強い脅威に対してカウンターか除去かの2択を迫られ、厳しい状況下で攻守の切り替えを的確にしなければいけないなど難しい部分も多々あります。
ただ、黒緑アグロ、赤黒機体、青白コントロールに対しては比較的有利にゲームを進められると思うので、それらのデッキが多く、赤単のような早いアグロデッキが少ない環境ではいいポジションで居られるのではないかと思います。コントロールデッキに興味のある方は是非試してみてください。
マジックフェスタには初心者の方も多く来場され、家族、親子でMTGを楽しんでいる方々もたくさんいらっしゃいました。控えめに言っても最高のイベントだったと思います。興味がある方は#マジフェスで検索してみてください。楽しそうな雰囲気を感じていただけるかと思います。次回は10月に福岡で開催されるとのことなので、気が早いですが、その次は?もしかして?また仙台に?なんて少し期待してしまいますね。
the finalsチャレンジ、ベスト8残ったぞい!金子さんとツーショット🤗 #マジフェス pic.twitter.com/sAV5yKuXex
— でかなべ (@starpot_de) May 19, 2018
そこんとこ、よろしくお願いします!!!
やはり自分の趣味が盛り上がっていくのは嬉しいですよね。これを機に東北のマジックシーンがどんどん盛り上がっていけばいいなと強く思います!
今週末には岩手でポーラスターオープンが開催されます。PWP4倍の大型プレミアムイベントです。Onogamesからは私とこばゆいが参加いたします。興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか?当日会場でお会いすることを楽しみにしております!
◆お楽しみ抽選会
モダンマスターズ2017年版当たりました^^
(かねこ)マジフェス仙台、15時より第1部抽選会が行われました!『ドミナリア』アンカットシートやFoil&ノーマルコンプセットをはじめ、豪華景品盛り沢山!当選した方々はおめでとうございます!19時からの第2部抽選会も楽しみですね!https://t.co/whwxwgUjvz
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) May 19, 2018
#mtgjp #マジフェス pic.twitter.com/08IFpkgtsr
マジフェス最高!!!
渡邉 崇憲