Onogames

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ALL WILL BE ONO.

日本選手権2019ベスト8!渡邉 崇憲の「ねぇ、今から晴れ○屋!!!」

こんにちは!Onogamesです。お久しぶりです(笑)

 

今回記事を書いてくださったのは渡邉さんです。

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いやあ、渡邉さん勝ちますね。私も現地で応援していましたが、オーラが完全に強者のあれでした。後ろで観戦しているとデカくて盤面が見にくいのだけはどうにかしてほしいですが。

何はともあれ、おめでとうございます!そして皆様お疲れ様でした!

 

それでは、渡邉さんの記事をお楽しみください!

  

◆はじめに

 

どうも!でかなべこと渡邉です!

お盆休みに地元のショップで高額カード争奪レガシーに参加。見事優勝してアンシー《Underground Sea》を手に入れて、

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「これはエターナルウィークエンドもいただきましたなぁwww久しぶりに記事でも書くでごわすwww」

 なんて考えていたら本戦は当然のように惨敗

 

「ま、別にレガシーとかそもそも得意じゃないし???」

 とやせ我慢しても悔しいのが本音

 

 「次こそは!次こそは目にもの見せてやる!!」

と意気込むも、次の大型イベントは1ヶ月後に控えるとりあえず予約した日本選手権2019。しかしながら、スタン+ドラフトの混合フォーマットという玄人向けの大会形式。わたくし、自慢ではありませんがリミテッドが苦手でして。そんなことばかり言っていても前に進めないので、勝利期待値が低いことを認識しながらも戦の準備を始めるのでした

 

◆スタンダードデッキ選択

 

GW明けの部署移動に伴う引っ越し以来、スタンダードは完全に追いかけていなかったのでまずは世の中にどんなデッキがあるのかを認識するところから再出発

所謂リハビリというやつです。各種検索エンジンでリストを漁り、吸血鬼、ゾンビスケープシフト環境の2topである事を学びました。

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そして、晴れる屋の第14期スタンダード神決定戦の配信を見ていた際に、ゾンビスケープシフトのデッキパワーの高さに驚かされます。しかしながら、個人的にゾンビスケープシフトには一切魅力を感じませんでした。奇しくも同時期に佐藤君(HareruyaHopes)から吸血鬼のリストが送られてきたので回してみることに。 

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回してみた感想としては「なんか勝ちきれない」というところです。

ソリンやロードがはまった時の爆発力はあるのですが、4~5マナのカードを多数採用しているビートダウンというのはちょっと趣味から外れていました。

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次に回したのは風の噂で立ち位置がいいと聞いた緑単

半信半疑で試してみるも、これが意外と上々

スケープシフトにはマナクリからの高速クロック+ゾンビトークンにブロックされない生物で詰めるプランが有効。

吸血鬼には単純に大型生物が有効、ということでついにデッキが決まり!!!

 

と思いきや禁止改定でまさかの《暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidon》が解禁!!!

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それに伴う赤単(ゴブリンの鎖回し)の増加が予想され、練習中にもマナクリを流されながら火力で攻められる展開が多々あったので緑単も断念

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どうしようか悩みつつ、アリーナでよく当たったフェザービートダウンを試してみると、これが意外と上々

 

デッキ構成上動きにムラがありますし、マリガンも少なくはありませんが、爆発力は緑単を上回る勢い!

特に《神々の思し召し/Gods Willing》とんでもなく強い!久しぶりにプロテクションを使ってみると、いろいろととんでもないですね(語彙力)。 

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元のリストは4マナのカードを数枚採用していましたが、個人的には爆発力重視で行きたかったので《戦いの覚悟/Gird for Battle》を2枚にしました。 

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◆ドラフトへの備え

 

こればかりは割とどうしようもなかったですね。

アリーナでドラフトを数回やりましたが、やはりリアルでやり込んでいる人たちには勝ち目がないですからね。

いいレアを引くことに期待して、残りはスタンダードの練習に当てました。

 

◆日本選手権2019簡易レポート

 

スタンダードラウンド1

 

R1 青単t白 ○×○

 

R2 青白飛行 ×○○

 

R3 赤黒アグロ ○×○

 

R4 エスパーコントロール ○○

 

R5 フェザービートダウン ○○

 

ドラフトラウンド

 

 

R6 白赤t黒 ○○

 

R7 赤緑 ○○

 

R8 青黒 ×○○

 

 

R9 青赤 ○××

 

《炎の大口、ドラクセス/Drakuseth, Maw of Flames》を2回とも《反逆の行動/Act of Treason》されて負け!!!www

 

R10 緑黒t青 ○×○ ソロ君(Onogames)

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~激戦という言葉が良く似合う一戦だった。一進一退の末、デッキに2枚のドラクセスを引いたでかなべが、デッキに2枚の殺害を引けなかったソロ君を倒した。同じ一敗ライン、でかなべはTop8に王手をかけ、ソロ君はTop8争いのレースから退場となった。あんなに良い勝負をしたのに結果は残酷だ。

お互いの健闘をたたえ、勝者には祝福を、敗者にはねぎらいの言葉を。そんな簡単な事がその時の私にはできず、作り笑いでドラクセスを執拗になじり続けた。

オノコウタロウ 令和総帥反省記より抜粋~

  

R11 ティムールエレメンタル ○○ BIGs加藤さん

 

スタンダードラウンド2

 

R12 フェザービートダウン ○○

 

R13 ID

 

11-1-1で1位通過!!!

 

QF エスパーヒーロー ○××

 

で一没(><)

 

最後は相性の悪いデッキで力及ばず、って感じでした。

 

 

◆感想

 

一没は悔しいところですが、「年1回大型イベントで結果を出す」という目標の2019年分は達成できたので満足感が勝っています。

 

なかでも、ドラフトは競技イベントで(たぶん)初めて3-0できたので文句ないです!

 

卓全体が弱いプールの中で、うまくまとめきれたと思います。

 

基本セットのドラフトということで、今までの経験が生かしやすかったのかなー、と後で思いました。 

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構築に関して言うと、フェザービートダウンは特殊な動きをする場面があるので、基本的な動きを学ぶまでは時間がかかりましたが、回し始めると攻め手がかなり強いので好みでした。

 

キャントリップや占術、《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》でどこまで攻めるか、《神々の思し召し/Gods Willing》を構えるかどうかなど、デッキの強さの割には動きの複雑さや難しさが目立つデッキかもしれないですね。

 

鈴池君(HareruyaHopes)とも「デッキの動きがモダンやレガシーのそれに近いかもしれない」という核心を突いているようないないような話もしていました。

 

案外、レガシーのURデルバーみたいなデッキを使った経験が活きたのかもしれませんね。

 

生物を出す、定着させる、殴り続ける、という基本は同じですしね。

 

環境末期ですが、興味のある人は是非回して見てください!

 

《贖いし者、フェザー/Feather, the Redeemed》は次のローテーションでも残るので、新しい相棒次第ではまた化ける可能性があるので、次のセットが楽しみですね!

 

◆最後に

 

一応は今年の目標は達成できましたが、まだ9月、大型イベントはまだまだあります!

 

仕事が忙しくてなかなか練習時間のとれない日々ですけど、また少しずつ頑張っていきたいと思います。

 

それではまたどこかの大会で会いましょう!!!

渡邉 崇憲

バンコクのMTGショップオーナーShanin Paisalachpongの「旅行前に知っておくべきこと/バンコクへの旅に備えよう」

みなさんこんにちは!Onogamesです。

MF千葉も終わり、次はMFバンコク!というかたも多いのではないでしょうか?

onogames.hatenablog.com

そんなあなたにお勧めしたい記事が、バンコクMTGショップオーナーシャニンさんより届きましたので紹介させていただきます。

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それでは、シャニンさんの記事をお楽しみください!

 

旅行前に知っておくべきこと/バンコクへの旅に備えよう

 

皆さんこんにちは!Magic Fest Bangkok2019の開催が迫り、我々も胸を躍らせています。タイで最後にこの規模のイベントが開催されてから、6年以上も経ちました。

簡単な自己紹介をさせていただくと、私はバンコクで小さなTCGショップを営んでおります、シャニンと申します。レベル2のジャッジでもあります。私はマジックをこよなく愛しており、MF バンコクの成功のため、自分のできるすべてのことをしていきたいと考えています。

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今日は、バンコクのお役立ち情報をお教えします。バンコクは世界的な人気観光地のひとつですので、観光地に関する情報は旅行サイト等で簡単に手に入ります。そこで私は視点を変えて、みなさんに旅行前に知っておくべきこと、バンコクへの旅の備えについてお話したいと思います。こういったことに不慣れなため、至らない点があると思いますがお許しください。また、私の英語に関して、言葉のチョイス等違和感を覚えることもあるでしょうが無視してくださいね!笑

 

バンコクは暑い!
我々は小学校で「タイの季節は、乾季、暑季、雨季の3つである。」と習います。しかし実際のところは、「暑季、超暑季、超々暑季」の3つです。幸運なことに、10月は超暑季のころであり、30-35℃程度の気温となるでしょう。トーナメント会場は常にエアコンが稼働しているため心配無用です(バンコクで一番大きなモールで行われます)が、会場の外に出る際は水分をしっかり摂ることを心がけてくださいね。

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雨季が終わっていないかも!
通常であれば10月には雨季は明けていますが、ここ数年雨季の終わりが長引いていますバンコクの雨はダメージフェーズの前の “鼓舞する突撃”の全面攻撃のようであり、シアトルやマンチェスターの雨とは全くの別物です。

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雨にあたると完全にびしょぬれになりますので外出の際は、常に傘を持っていきましょう。

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タクシーに注意を!
タイでは、タクシーにたいへん安く乗れます。初乗り運賃が35バーツ(約115円)で、2バーツごとにメーターがあがっていきます。しかし観光客はぼったくりに会うことが多く、現地の我々でさえ、道を知らないとだまされることがあります。以下が、ぼったくりの手法です。

 

  1. メーターを回さず、法外な値段を要求。ちょうど先週、あるタクシー運転手が観光客に対し、本来500バーツで行けるところを1500バーツ要求したことがニュースになりました。タクシーの乗る際は必ず!メーターを回すようお願いしましょう。運転手が英語を話せないそぶりを見せたら、現地の人に頼ってください。(もしくは、その場を去りましょう。)
  2. 運転手が遠回りをする。お金と時間の無駄です。可能であれば、常にグーグルマップで運転手が適当な道を走っているか確認してください。
  3. メーターの改造。メーターが改造してあるタクシーに乗ってしまった場合、コールセンター(力になってくれる可能性は低い…)にクレームをいれる以外にできることはありませんが、配車アプリ(次のGrabがあります!を参照)を使って防ぐことはできます

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Grabがあります!Uberはないけど
以前はUberもありましたがいまは吸収されてしまいGrab しか残っていません。Grabはタクシーを使うよりずっと安心です。ただ、空港からの移動にGrab を使うのは避けましょう。空港にはタクシーマフィアがおり、Grabを監視しているからです。Grabを見つけると騒ぎを起こし営業を妨害しようとします。トラブルを避けるためにも、空港ではGrab の利用は避けましょう。それ以外の場面では、常にGrabを選択することをおすすめします。タクシーより少しだけ値段は張りますが、ずっと安心です。

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トゥクトゥクやバイクタクシーもあります!
トゥクトゥクは何十年も前からある、伝統的な三輪車タクシーです。通常のタクシーと比べてそれほど安いわけではありませんが、一度も乗ったことがなければ記念に乗ってみてください。だまされる可能性は依然としてありますので、Grabで適正な価格を調べてから、乗ってくださいね。

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バンコクにはバイクタクシーもあり、現地の人々に“Win“と呼ばれています。なぜそのような名前で呼ばれているかはわかりませんが、トーナメントで少しでも運を味方につけたい方は乗ってみるとよいかもしれません笑。渋滞知らずな点も利点です。ただ、長距離の移動は高くつきますので、短い距離の利用をお勧めします。写真のようなオレンジ色のジャケットを着ている人を見つけてください。観光地や駅の周辺、それ以外でも1kmごとに見つけられると思います。バイクタクシーもぼったくりに注意です。2㎞以内の移動で50バーツ以上になることはありません。

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英語
ここ数年で英語話者の数は増えましたが、依然タイ人の多くは英語を話しません。さらに、タイ人のシャイな性格から、英語が話せても使おうとしない人も多くいます。英語話者を見つけられるかどうかは運によりますが、以前と比べ話者は格段に増えているという点は重ねてお伝えしておきます。

挨拶“Wai”と握手
タイのフォーマルな挨拶のひとつに“Wai”というものがあります。写真のように、手を合わせて小さなお辞儀をします。お礼を言うときも“Wai”をします。知らない人同士では、挨拶としての“Wai”よりもお礼のための“Wai”をする方が一般的です。ですので、ありがとうの気持ちを伝えたいとき“Wai”をしてみてください。現地の人が、感激すること間違いなしです。

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握手は、タイでは全く一般的ではありません。外国人とあいさつするときのみ行います。私はアジア的な物だと思うのですが、我々はあいさつで体に触れる習慣がないため、握手をする際も西洋人のようにがっちりとは行いません。タイ人の優しい握手は拒否しているのでもなんでもないということを覚えていてください!

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安くて質の良いマッサージ!
タイでは、都会でも田舎でもどこにでも、半径2キロ以内にマッサージ店があります。絶対に一度は試してみてください!グーグルマップで探すのも良いですが、古いお店が多く掲載されてないことも多いので、現地の人に尋ねてみることをお勧めします。1時間の身体または脚のマッサージで、通常は200-350バーツです(金額の差は立地によります)。マッサージ師は女性であることが多いですが、心配ありません。彼女たちは、マジックプレーヤーのような大柄な男性への施術は慣れっこです。もっと強くはタイ語で“Rang rang noi krub”、もっと優しくは“Bao bao noi krub”です。

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女の子の看板を掲げるマッサージ店はNG!
これに関して深く言及することは避けます、察してください!

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これらのお店と通常のマッサージ店は簡単に見分けがつきますが、外国人旅行者が予想外のサービスを受けたという話は往々にありますので注意してください。

チップに関して
タイはアメリカと日本の中間のチップ文化を持つ国と考えてよいでしょう。アメリカでは必須なチップですが、日本人はチップを受け取りませんよね。タイでは、与えるに値するサービスを受けたと感じたとき、あげることはできますが必須ではありません。通常チップはモノやサービスの値段に比例しますが、タイでは一律20-50バーツとなっています。熟練したスキルを使ったサービスを受けた場合の相場は50-100バーツです。もちろん例外はありますが、95パーセントの場合この値段で大丈夫です。少々複雑に聞こえるかもしれませんが、とどのつまり、チップをあげたいと思ったときにあげてください!

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いたるところにあるコンビニ
500メートルおきにセブンイレブンがあり、薬以外はなんでも手に入ります。安いスマホを買うこともできます。食べ物に関しても、多様で質の良いものを手に入れることができます。もちろん現地の料理を楽しんでもらいたいと思いますが、その選択肢がないときはセブンイレブンを選んでおけば、がっかりすることはないでしょう。 

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隣り合ったセブンイレブンです。一つは加盟店でもう一つが本部直管のセブンです。

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ストリートフードが一番!
最後はお待ちかねの食事について書きます。モールやホテルには高級レストランがたくさん入っていますが、ストリートフードに勝るものはありませんバンコクでもっとも有名な通りは間違いなく“Yaowarat”, China townでしょう。屋台が出始めるのは18時頃なので、早く行きすぎないよう注意してください

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タイを代表する食べ物はたくさんあり、これが一番お勧めと言うことはできませんが、“Aharn-tam-sung”(オーダーメイドの食事)を試して帰ってほしいと思います。“Aharn-tam-sung”を提供するレストランには、一般的な食材がそろっており、自分の食べたい料理を材料を指定しながら注文することができます。「豚肉とバジルの炒飯」といったスタンダードなものから、「野菜抜きの豚肉と鶏肉の炒飯にオムレツとソーセージをトッピング」といった独創的なものまで、材料さえあればなんでも注文ができるのです。材料が多ければ多いほど、味のリスクと入れ忘れのリスク高くなることだけ留意してください!

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以下“Aharn-tam-sung”レストランで食べられる食事の例

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いつでもご連絡ください!
タイに関することで聞きたいことがあれば、お気軽に御連絡ください。
喜んで力になります!
Facebook: https://www.facebook.com/bugong
Twitter: @losaire
Email: shanin.paisal@gmail.com

御覧いただきありがとうございました。またすぐにタイでお会いしましょう!

Shanin Paisalachpong

Translated by Natsuko Ono

 

バンコクのMTGショップオーナーShanin Paisalachpongの「Another Series of Magic Community Cup」

みなさんこんにちは!Onogamesです。

さてGPバンコク(10月11日~13日)が刻一刻と迫っておりますで。そろそろ参加の準備を始めたいこの頃です。

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そんなバンコクから記事が届きましたので公開させていただきます。

もちろんバンコクのショップオーナー、シャニンさんの記事となっております。

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それではシャニンさんの記事をお楽しみください!

 

 

Another Series of Magic Community Cup

 

みなさんお久しぶりです、シャニンです!!長らくお会いできておらず申し訳ございませんでした、仕事も忙しかったのですが、L2ジャッジの試験の準備をしておりました。その試験もおかげさまで合格し、念願のL2ジャッジとなることが出来ました!
また、残念なことにタイで中規模以上のイベントが無かったのも事実です。WotCは沢山の大会を無くすことを決定しました。国別選手権、PPTQ、RPTQなどが対象です。唯一、開催数の限られたMCQだけが残りました。結果としてラヴニカの献身発売からの数カ月間、タイMTGシーンは長いオフシーズンの時期にありました。

とはいえ、それに甘んじているわけにはいきません。私達はマジックコミュニティカップ(以下、MCC)を再度開催することとしました。今回は3つのショップが新規で参加し、計9つのショップ協賛での開催です。

計画当初より、灯争対戦発売直後にMCCを開催する事を決定していました。これは灯争対戦の宣伝も兼ねる狙いがあります。f:id:Onogames:20190622162139p:plain

そして私はこの新セットがMTGシーンを大きく揺るがすことを確信していましたWotCが私達から何かを隠そうとするときはいつだってそうだったからです。これら予想や決定は素晴らしいものになる。そう確信しておりました。
そして発売。私は間違っていなかった!!!(やったぜ!!)このセットは本当に素晴らしいものでした。これにより昨年の参加人数66人を超える事が出来ると確信しました。より多くのショップと協賛しているため、参加人数を増やす必要があったのです。また、先ほど話したオフシーズンであったため成功するか分からないという懸念もありましたので、本当に安心しました(笑)
そして開催の1週間前、事前登録者は65人。締め切り前や当日参加を考えると「丁度いい人数になりそうだ」と思ったことをよく覚えています。協賛するショップ連中の中にも安堵が見られました。
この後に吹き荒れる嵐を誰も予想していなかったのです……。

イベントの丁度3日前、沢山の方々が参加受付を行いました。それには初めて目にする方が多かったことが印象的でした。例えば私の店「HobbyBugong」は郊外にあるローカルな店です。そんな私の店にすら初めて見るプレイヤーが参加受付に来たのです。
灯争対戦!すごい!本当にすごいんだ!


たった2日間で参加者は110人へと膨れ上がりました。私達は新しい問題と向き合わなくてはなりません。それはとても幸せな事ですが、問題は問題なのです。

 

•会場の大きさは十分?
•ジャッジを2名しか準備していない。しかも一人は私(笑)
•あと何人の参加者が予想されるか?(参加受付が止まる様子が無かったのです)
•11時開始を動かすことはできないため、イベントが時間内に終わるのか?

 

実際には今回のMCCにおいて、私は後進の育成のため、主催者を降りていました。しかし、大きなカオスが迫る中、やむを得ずカムバック。
会場はより広く使えるように依頼して一丁あがり。ジャッジ少ない問題に関してはバンコク中のジャッジに電話をかけまくりました。幸いにも私の弟子の一人がスケジュールを開けることが出来無事解決となりました。

最後に残った問題は最も難しい問題でした。128人以上のプレイヤーが参加した場合、モールが終了する前にイベントを終了させることが難しいからです。そのため、プレイヤーの数にかかわらず、スイスドロー7回戦で行う事と決定しました。幸いにも不満はありませんでしたが、本当に申し訳ないと思っております。

最終的に、136人のプレイヤーが参加して下さりました!ありがとうございました!

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こんなにたくさんの方に参加していただけるとは思ってもいませんでした。私達は本当に幸せです。めっちゃ疲れましたけれど(笑)
トーナメントもスムーズに進み皆で素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。そしてこの1年間のスタンダードの環境はとても良かったと感じます。WotCのプレイデザインチームに最大限の感謝を!

私はフロアを歩きながらアーキタイプの数を数えました。軽く10を超えた数のアーキタイプが確認されます。

エスパーコントロール
エスパーミッドレンジ
•グリクシスコントロール
•グリクシスミッドレンジ
•赤単
•青単
•バントミッドレンジ
•スゥルタイミッドレンジ
•ゴルガリミッドレンジ
•アゾリウスアグロ
シミックネクサス
•グルールアグロ
•グルールミッドレンジ
•ジェスカイフレンズ
ラクドスアグロ
•マルドゥミッドレンジ
ローグとして緑単ガルタやアブザンミッドレンジなどもプレイされていました。

最終的にはLUK99振りの(ラグナロクオンラインからの冗談)赤単が優勝となりました。彼の実験の狂乱はシングルエリミネーションのすべてのマッチにおいて、わずか数ターンの間に莫大なアドバンテージを稼ぎ出しました。誰もそれを破ることが出来なかったようです。
MCC 2019チャンピオンMr. Narongritおめでとう!!

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今私は非常に幸せです。MCC自体が大成功を収めただけでなく、プレイヤーの士気が下がっているように見えたタイのMTGコミュニティがまだ元気だという事を感じることが出来たからです。7月末には国別選手権の後継とも言えるビッグイベントの開催を予定しております。私はこのイベントに沢山の予算をかけるつもりです。しばらく財政的に迷う可能性が有りますが、MTGは私が大好きなコミュニティとゲームでありそれを前進させるために最善を尽くします。今後ともよろしくお願い致します!

 

 

ここからはちょっとした小噺を


ここ、タイに居る私達ショップオーナーの多くはここ数カ月のタイMTGコミュニティの士気の低さについて本当に心配しておりました。前項で話させていただいた通り、1度きりのMCQ以外の公式トーナメントが無く、またそれがどの頻度で開催されるかすら知らされていません。1シーズンに9回のMCQが開催される日本と比較すると本当に大会数が無いのです。
そのため私達は晴れる屋さんやStarCityGamesさんなどの他国の大きなショップを真似て私達自信のトーナメントシリーズを作成しました。多くのショップオーナーが全く同時に同じことを考えていた事だけが誤算でしたが……。あまりにも多くのトーナメントが同時に発生し、プレイヤーはどのトーナメントに出ればいいのやらと混乱を極めます。タイでは初めての問題でした。とても前向きで悪くない問題だと思います!
私はFacebookジャッジコミュニティのファンページの管理者であることを活かして、各トーナメントシリーズのコンセプトをプレイヤーに説明する事としました。
これがどれほどのプレイヤーの役に立ったかは私には分かりません。ただ一つ言える事、私はタイ人が活字を読むことを非常に面倒だと思っていることを知っています(爆)
まあ、誰も助けないよりは少数を助けられたらと思っての活動です。

こちらが私が作った画像となります。

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最後に少しだけ愚痴らせてください

5月に沖縄でL2以上のジャッジのみが参加できるジャッジ会議がありました。私は日本に留学経験もある事から、日本の友達、日本のジャッジと知り合いたいと強く思っています。本当に日本が好きで、正確な数字は忘れましたが、60回以上は日本へ行っていると思います。本当の本当にこのイベントに参加したかったのですが、まさかの妻の家族との旅行と丸被りしました。
そんなことあるぅう!?
もちろん私は参加することが出来ませんでした。精神衛生上良くないので、このイベント自体の記憶を消しました。私が器用で本当に良かった。すっかり忘れられていたのですが......。

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めっちゃ楽しそおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!

 

いつも通り、私の連絡先を書いておきますので、いつでも連絡ください!いつだって新しい友達を歓迎します!

Shanin Paisalachpong
Facebook: https://www.facebook.com/bugong (Shanin Draft Paisalachpong)
Twitter: @losaire
Email: shanin.paisal@gmail.com

 

おまけ MCC2019の様子

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主催させていただきました!?「東北 vs Onogames」

みなさんこんにちわ、Onogamesです。

本日は3月9日に開催させていただきました「東北vsOnogames」の記事となっております。

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参加者の皆様、高橋さん、コバゆいありがとうございました!手前味噌ではございますが、本当に楽しい大会で、あっという間に終わってしまい、月曜日が辛かったです。また仙台へ遊びに行きたく思います。

記事を書いてくださったのは運営でも大活躍のコバゆいこと小林君です。

 

  どうもコバゆいです。
みなさん調子はいかがでしょうか?僕は花粉症で毎日辛いです。でも今日はそういう話ではなく先日僕が開いた大会の話です。


内容としては
1.メンバー紹介

2.活動地域と遊んでいるショップ

3.Onogamesに一言!
最後にコバゆいよりチームの説明
となっております。
大会は13チームにお集まりいただきスイスラウンド4回戦+シングル2回戦で行われました。

 

参加チーム紹介 

 

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 優勝 Onogames team YI
1.主催のコバゆいと迷い込んだ子羊のチーム。
 スタン コバヤシトモヤ モダン スガヌマタケジ レガシー セトダイキ
2.仙台アメドリ パワーナイン
3.僕もTシャツ欲しいです(瀬戸)
4.コバゆいより
いきなり自分のチームだからあんまり語ることが…。
当日ふらっと遊びに来てくださったスガヌマさんとOnoさんの弟子であるセト君の即席チーム。空気を読まずに優勝してしまいましたが、これは運営でてんてこ舞いの僕を支えてくれた二人の奮闘の成果でしょう。

 

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 準優勝 チーム カワグチマサシ
1.記載なし
2.記載なし
3.記載なし
コバゆいより
ご存知青森の強豪チーム。
モダン担当の方には夜の飲み会のお店の紹介などしてもらいました。いつもお世話になっております。
正直三人ともコントロールを手に安定して上手でチーム力は会場でも随一だったと思います。Onoさんがレガシー担当の方に2連敗中で熱くリベンジを誓っているそうです。

 

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3位 Onogames team Vanadium
1.スタン キハラアツキ モダン サカイリョウ レガシー オノコウタロウ
2.ホビーステーション大宮店 はま屋松本店 晴れる屋TC
3.記載なし
コバゆいより
総帥とエースキハラさん、新規加入のサカイさんの強力チーム。プレイのうまさは圧巻でみんなのいい刺激になりました!サカイさん全勝とか凄すぎぃ!

 

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4位 Onogames team Thunder
1.ヤマダ GP8×1
 サトウ GP8×2
 ワタナベ GP8×1 The Finals2018優勝
2.ホビーステーション大宮店 晴れる屋TC
4.スリーブとプレイマットまだですか?
コバゆいより
全員GP8の経験があるチーム。プレイも見ていて本当に安定感があると感じました。どうでもいい話ですが僕と山田君との格付けマッチは1-1で引き分けでした。また、佐藤さんはOnogamesではありません。

 

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チームアベ軍団
1.エビタニケイスケ (副将)
 ヒラサワマサト (次鋒)
 タケハラアツシ (先鋒)
2.岩手のパワーナインさん
3.副将が新参者ですが何卒よろしくお願いいたします。
コバゆいより
岩手のカードショップパワーナインさんの常連さんたちで作られたチーム。パワーナインさんの常連さんは楽しい人が多くていつもお店に行っても楽しく遊ばせてもらってます。流石元締めのいるパワーナインの常連さんですね。

 

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チーム ハサミギロチン
1.レガシー サクマコウキ つのドリル系MTGプレイヤーです
 モダン ヨシダケイタ 船引のドン
 スタン ムタカタケント 時代は魚!
2.福島県カードショップライブラリ(オーブレスオーブ)
3.今日は、お手柔らかにお願いします。今後の活躍に期待しています!
コバゆいより
郡山勢とは大学生のころに米沢でEDH交流会をしていたころからの付き合いで、その後もジャッジしに行くなどの交流がありました。いつも仲良くさせていただいています。サクマさんはPTの権利を獲得されたことがあるなど、コミュニティ全体でしっかりプレイされている印象です。

 

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チーム大学生
1.フレッシュな大学生3人組です
2.アメニティドリーム仙台店
3.Tシャツください
コバゆいより
仙台でいつもレガシーをプレイされてる大学生チームです。やる気もありこれからが楽しみなプレイヤーたちなので一緒に頑張って行きたいなーと思っております。

  

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チーム妖怪ウォッチ
1.ネコ カッパ サゲスミン
2.仙台シングルスター等 アメニティドリーム 泉シーガル
3.ゆでた牛タンも食べてNE☆
コバゆいより
仙台MTGの虎の穴(HMSN)と言われた河童亭のチームです。かつて五城楼杯(TMC)の上位を独占していたその力は今も健在です。

 

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チームプリキュアオタクくん
1.サトウシュウヘイ 一番の推しはハートキャッチ
   アベユウスケ えみルー
   マツモト キュアミラクル
3.アメニティドリーム仙台店
4.苗字が小から始まってロリコンの方は日頃の言動がどうかしてると思います。
コバゆいより
プリキュア大好きな福島仙台連合チーム。BMOチャンプのアベさん筆頭に実力も十分です。こうやってMTG以外の共通点でチームを組んで来てくれるのも嬉しいですね。

 

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アイドルグループ KBS48
1.K…コムロマサシ レガシー担当
   B…アベヒロユキ モダン担当
   S…サクマタカミチ スタン担当
2.カードショップライブラリとカードショップオーブレスオーブをよろしくお願いします。
3.馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前(天下無双)
コバゆいより
福島市のライブラリさんの常連さんチーム。楽しそうにプレイされるのが印象的で飲み会でもすごく盛り上げてくださり楽しかったです!

 

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チームY-Magic
1.ナカムラ ソネ スズキ
2.シーガル桜田店 十日町
3.コバゆい君をよろしくお願いします。
コバゆいより
僕の大学時代の古巣からの参戦です。僕が山形で草の根を開いていたころから参加してくれていたメンバーで、今回も来てくれて本当に嬉しかったなーと。みんな山形にも遊びに来てね!Y

 

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チーム Jslayer
1.タケダノリアキ
   オキノリュウ
   シバタユウキ総帥
2.アメドリ仙台店 パワーナイン
3.Jは斃す、慈悲はない
コバゆいより
今回Onoさんに声をかけてくださったのがタケダさんであり大会の立役者だったりします。三人とも仙台の競技プレイヤーでいつも一緒に練習している仲間です。Jとはタカハシジュンその人のことである。オレジュンマルカジリ。

 

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チーム感染
1.感染が大好きなメンバーです。うそです。
2.仙台、アメドリ
3.感染を使おう。あとTシャツください。
コバゆいより
こちらも仙台でよく一緒に遊んでいるお三方です。みんな楽しそうにMTGされる印象でいつも楽しくやらせてもらってます。他のTCGにも造詣が深かったりします。

 

コバゆいの総括

以上13チームが全参加チームでした。本当に沢山のご参加ありがとうございました!
大会自体は和気あいあいとした雰囲気でとても盛り上がったと思います。
大会後29名もの皆様にお集まりいただき懇親会もすごく盛り上がりました。Onogames含め東北の各地のコミュニティの交流の場として大いに意義のある会になったと思っております。
こういう特殊な形式の大会でしたが多くの人に参加して頂き、滞りなく回せた事は僕自身の自信にも繋がりました。
とはいえこういう大会はたまにやるから面白いとも思うので半年か一年後くらいにふらっと企画したいなーと思っております。
※ここから下は蛇足かもです
昨今MTGAが本格的にリリースされMTG事態の在り方事態も変わってきています。誰かと遊ぶものではなく家で一人でやるものになっている人も多いでしょう。それがいいとか悪いとかの話ではないのですが
個人的には強くなる近道は仲間と楽しく遊ぶことだと思います。やはり一人では練習していては限界がありますし、人と直接対戦してこその学びが圧倒的に多いです。MCを目指す、MFで勝つ、どちらにおいても特急券は強い仲間たちと楽しくMTGをすることだと思います。そのためにも地方コミュニティは重要で、東北のコミュニティ全体がどんどんよいものになっって行ければと思っています。今回のイベントがその一助になれば幸いですし、これからも私に協力、貢献できることがあればなんでもしていきたいです。これからも東北のMTGがもっと盛り上がっていきますように。

小林 友哉

 

コバゆいありがとう!

 

OnogamesはMTGプレイヤーとの交流、地方MTGコミュニティの活性化、PPTQ難民の救済を3本柱とし、大会の主催もしくは協賛に取り組んでいきたいと考えております。

今回、メンバーの高橋さんやコバゆいが現在住んでいるという理由で東北は仙台でこのようなイベントを開催させていただきました。

他の地域でもなにかイベントを行いたいとの声が御座いましたら、できる限り協力させていただきたく思っております。その際にはTwitterアカウントもしくは下記のメールアドレスにご連絡ください。

 

Onogames-Twitterアカウント

13fm405h@gmail.com

 

連絡お待ちしております!

 

Onogames

 

 

主催!?協賛!?仙台!?「Onogamesと行く東北の旅2日間、今週末の大会告知」

みなさんこんにちは。Onogamesです。

 

Onogamesは新たな交流やPPTQ難民の救済を目的とし、不定期にMTGの大会を主催する事としました。

 

その第一弾として今週末東北で開かれる二つの大会に主催、協賛として関わらせていただきます!本記事はそれらの紹介となりますが、東北在住ではない方も最後まで読んでいただけますと幸いです。

 

 

3月9日(土) パワーナイン様協賛「東北 vs Onogames

 

フォーマット:チーム構築 (スタンダード、モダン、レガシー)

ラウンド数:スイスドロー4回戦 Top4によるシングルエリミネーション

開始時刻:13:00~ ※受付開始時間は追って連絡させていただきます

開催場所:戦災復興記念館五階和室1+別室1追加予定 

https://www.hm-sendai.jp/sisetu/sensai/

参加費:1チーム:3000円

賞品:上位入賞者の方に最新弾パック、マスターズ系のパックやシングルカードなどをご用意しております。

Onogamesチームに勝利したチームには追加の賞品を予定

 

また、スイスドロー終了後にOnogamesチームとパック等をかけたガンスリンガーを企画しております。大会終了後、飲み会も企画させていただいておりますので最後まで楽しんでいただけますと幸いです。

今年の頭に東北在住のMTGプレイヤーの方が提案して下さった企画が現実のものとなりました!なんと総勢13チームが参加を受け付けてくださっております。あまりのチーム数におののきました(Onoだけに。正直人が集まらなかったらどうしようとビクビクしておりましたので本当に嬉しいです。ありがとうございます!!飲み会の方もぜひ参加の方お願いいたします。

飲み会は20時半頃より国分町もしくは一番街で開催予定となっております。詳細は参加表明を頂いたチームの代表者へ担当者から連絡させていただきます。

  

ホビーショップパワーナイン様、協賛ありがとうございます!

 

twitter.com

当日はよろしくお願い致します!

 

「東北 vs Onogames」の様子は後日ブログの方へ掲載させていただきます。参加チームの紹介や写真で大会の様子を皆様にお伝え出来たらなと考えております。

 

Onogamesチームは3チーム参加予定です。どうぞよろしくお願いいたします!!!

※受付はすでに終了しております。大変申し訳ございません。

 

3月10日(日) シングルスター様、Onogames協賛「TMC 15th」

主催:佐々木様&高橋さん

 

フォーマット:スタンダード/レガシー 同時開催

参加人数に応じたスイスラウンド Top8によるシングルエリミネーション

開催日:2019年3月10日 日曜日

受付時間:10:30~11:00

場所:仙台市 戦災復興記念館 5階会議室

https://www.hm-sendai.jp/sisetu/sensai/

参加費:1000円

賞品:上位入賞者の方に最新弾パック、マスターズ系のパックやシングルカードなどをご用意しております。

 

また、サイドイベントとしてフライト式ブースタードラフトの開催も予定しております。

フォーマット:『ラヴニカの献身』を使用したブースタードラフト、スイスラウンド確定3回戦※ピックしたカードは取り切りとなります

受付:13:00〜8人集まり次第、随時開催

参加費:1500円

賞品:3勝 ラヴニカの献身4パック+シングルカード、2勝 ラヴニカの献身2パック、1勝ラヴニカの献身1パック

 

他にもご意見、ご要望や質問等ありましたら、こちらのツイッターアカウントまでよろしくお願いします。 @judasmtg

 

 

チームメンバーの高橋さんが主催する大会に協賛として参加させていただく事となりました!

また、共に協賛させていただくシングルスター様、よろしくお願い致します。

シングルスター様

www.singlestar.jp

 

こちらの大会の参加レポートも記事としてアップする予定です。大会の規模はスタンダード、レガシー共に6回戦予定と伺っております。宮城県のプレイヤーだけでなく、東北全土から集まるそうです。東北マジックカップの名前は伊達ではない!

 

開催に寄せて

 

タカハシ ジュン

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大会への意気込み
東北では珍しいチーム構築戦。そして、伝統あるスタン&レガシー併催の大会。しっかり仕切れるか不安ですが、参加してくれる皆様に楽しんでもらえるように頑張ります!

東北への思い

少年時代にマジックを始めて大人になって復帰して、大会で優勝したりいろんな所に遠征したりして多くの友人ができたり人間的にも成長することができたように思います。
思い出として心に残ってるのはTMCの前身の大会である五城楼杯で優勝できたことと、岩手は一関のパワーナインさんで初めてPPTQを抜けることが出来たことです!

 

コバヤシ トモヤ

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大会への意気込み
今回東北 vs Onogamesという特殊な形式の大会に沢山のご参加ありがとうございます。あまり例のない形式の草の根なので緊張しておりますが皆さんに楽しんでいただけるよう頑張ります。
TMCは東北のプレイヤーとっての登竜門だったり交流の場だったりの特別な大会で僕自身色々な思い入れのある大会です。なので力で勝ちに行きたいと思います!

東北への思い

大学生の頃に山形のコミュニティのみんなとキャンピングカーで東北一周旅行に行ったことです。
東北は美味しいものや綺麗な場所がいっぱいあります。
みんな東北に遊びに来てね! 

 

ワタナベ タカノリ

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大会への意気込み
MTG始めたての大学生時代五城楼杯とったら一人前!」なんてよく諸先輩方に言われたのを思い出します。その五城楼杯の系譜を継ぐTMCに参加できるということで、少し高揚しています。あの時はできなかった優勝、させてもらいましょう!
チーム戦の方は心強い仲間が一緒なので、楽しんでいこうと思います!!

東北への思い

大学で福島に4年、社会人になってから宮城に2年、岩手に4年と累計で10年東北で暮らしました。思い出を挙げだしたらきりが無いですけど、学生時代に喜多方祭りでお神輿引いたのが印象的ですね!祭りの後にめちゃくちゃ呑んで、二日酔いで迎えた朝のラーメンのうまいこと...福島に来られた際は是非とも喜多方の"朝ラー"にトライしてみてください!

 

オノ コウタロウ (写真右)

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大会への意気込み

はじめに、このような機会を設けて頂いたことにお礼を言わせてください。東北の皆様、開催に当たり尽力いただきましたメンバーの高橋さん小林(さん)本当にありがとうございます!

私はチーム戦が大好きです。むしろここ数年、GPへの参加はチーム戦のみとなっております。そんなチーム戦フリークの私が参加するのですから優勝間違いなし(総帥権限により最強チームにジョイン)だと考えております。交通費、稼がせていただきます。

TMC、宮城県はじめ東北はレガシー強者が多いとお聞きしております。私はレガシーへの参加を決めておりますので、よろしくお願いいたします!


東北への思い

私の母が東北出身で、年に複数日東北へ滞在する人生を歩んでまいりました。私の半分は東北の血が流れております東北高校仙台育英青森山田、明桜、盛岡大、酒田南等、東北地方の高校は常に応援の対象です。

 

今後とも宜しくお願いいたします!

 

東北の皆様、2日間よろしくお願い致します!

 

Onogames

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The Finals2018優勝記念!?ホビーステーション大宮店さん協賛MTGスタンダード「第2回デカナべ杯」開催決定!

The Finals 2018で優勝した渡邉 崇憲です。

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このたび、ホビーステーション大宮店さんのご協力のもと、スタンダード大会を開催させていただく事となりました!!

賞品として1位の方には「ラヴニカの献身」のブースターボックスを1ボックス進呈いたします!

その他にも上位賞、最終順位に応じたランダム賞をご用意しております。

ご友人とお誘いあわせのうえ、ご参加いただけますと幸いです!3月16日は大宮で遊びましょう!

 

開催概要

〇開催日時:3月16日(土)11:00より

〇受付時間:10:00~開催まで

〇開催場所:ホビーステーション大宮店 住所:埼玉県さいたま市大宮区宮町1丁目60

大宮駅東口より徒歩1分 大宮ラクーン5F

https://www.hbst.net/shop/omiya/

〇定員:64名

〇参加費:1000円

〇ルール適用度:一般

〇大会形式:スイスラウンド予選3~6回戦+シングルエリミネーション3回戦

〇賞品

・1位:「ラヴニカの献身」ブースター1BOX+α

・2~4位:「ラヴニカの献身」ブースター合計1BOX+α

・その他上位賞、参加賞、ランダム賞を配布予定。

・渡邉 崇憲さんと対戦された方で勝った方には「ラヴニカの献身」コレクター・ブースターパックを1パック進呈。

〇備考

・当日、参加人数が定員の64名に達した場合、優勝賞品がブースターボックスに代わりUnderground Seaに!!(Boxを選ぶことも可能です)

・2月18日月曜日より、ホビーステーション大宮店さん店頭、電話にて予約を開始いたします(電話番号:048-648-1077)。

 

2019/01/31最終更新

The Finals 2018 優勝!!渡邉崇憲の「ごめんよ、まだ僕には帰れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない。わかってくれるよね?Onoさんにはいつでも会いに行けるから。(激戦のア・キハバ・ラー)」

こんにちは!Onogamesです。

 

先週行われたThe Finals 2018にて渡邉さんが優勝という最高の結果を残しました。

 

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WotC公式より引用

渡邉さんおめでとうございます!!!

 

Onogamesとしても初めてのタイトルでもあり、彼の優勝にいまだに浮かれております。嬉しさを書き出すと止まりませんのでこの度は割愛させていただきます。

今回の記事は渡邉さんのThe Finals 2018レポートとなります。

 

記事の前に、折角なので今一度渡邉さんを紹介させてください。

渡邉さんはOnogamesの最初期メンバー4人のうちの一人で、チーム立ち上げの発案者でもあります。メンバー集めもほぼ1人で行い、Onogamesの発展に努めてくださりました。企画の立ち上げや、記事の校正などOnoさんが個人的に相談をすることも多いらしく、まさにチームのNo.2、右腕的な存在です。

 

MTGのプレイスタイルも独特なものがあり、「ストイックにMTGを楽しむ」と、ある種究極的なものを感じます。そのプレイスタイルからチームメイトが学ぶことろは多く、今回の結果はそれに拍車をかけることとなりました。

 

先輩から見ると人懐っこく、後輩から見ると頼りがいのあるパーフェクト超人っぷりは「人たらし」の表現がしっくり当てはまるでしょう。チーム外にも友人が多いのもうなずけます。

 

  MTGが強くなりたい、上手くなりたい

  MTGを楽しみたい、遊びたい

  だっけさ、皆でどう?

  

彼のMTGへの取り組み方はOnogamesの根幹となっております。強く楽しく、彼は生きるOnogamesなのです

 

カバレッジライター「渡邉さんはOnogamesではどのような存在ですか?」

T橋「ガヤですよ、ガヤ」

~決勝戦直前の風景

 

大分長くなりましたが、渡邉さんの記事をお楽しみください。

 

◆はじめに

 

こんにちは!渡邉です。

まず初めに、デッキ選択やサイドプランで助言をくれたチームメイトの皆さん、ラウンド中にも関わらず、快くサイドプランの相談に乗って頂いた高尾さん(ジョニーのお店)、並びに、会場及び各種SNSで応援、祝福のメッセージを頂いたみなさん、ありがとうございました!!

 

~それではいつものノリで~

 

Привет там! Ватанабэ из Оногамов!(こんにちは!Onogamesの渡邉です)

 

「GP静岡で輝かしい栄光を掴んだ勝利レポート!」と洒落込もうと企んでいたのですが、レガシーは初日6-2から2日目初戦負けの音速ドロップ。

 

スタンダードに滑り込み、11-4で終わるもオポ差で賞金を得られず、何とも不完全燃焼な結果に。

 

翌週のRPTQ(モダン)も1-2ドロップで終わり「あぁ、終わったんだ、2018年は、おれの平成は、終わったんだ・・・」としょんぼりしながら鈴池君(HareruyaHopes)と二人で銭湯に行き、これからのMTGに対する取り組み方について熱い議論を交わしていました。(明るい時間から飲酒が板あぁぁぁぁぁっ!!!)

 

自分が参加できる今年最後のイベントとしては「The Finals 2018」があるものの、スタンダードに自信はなく、今一つ上がらないモチベーション。

 

当時使っていたデッキは、GP静岡前からチームメイトと調整していた青黒ミッドレンジ。

 

本戦でも11-4とオリジナルデッキにしてはなかなか悪くない成績で、手ごたえを感じていました。

 

GP終了後も微調整を続けていたのですが、MOで3敗を繰り返し、いよいよ参加費も課金しないと払えなくなってしまい、僕たちの青黒ミッドレンジは座礁してしまいました。

 

そうは言っても残された時間はごく僅かなので、「やれることはやろう」とスマホを手に取りチームメイトに連絡を取るのです。

 

「スタンなんかいいデッキない?」

 

◆デッキ選択のプロセス

 

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環境トップメタのゴルガリミッドレンジが有力候補という結論に。

 

実際、GP静岡で棚橋さんもベスト8に入賞していますし、各種トーナメントでも好成績を残しているのは理解しています。

 

それでも、それでも、なんだか、好きになれなくて・・・。

 

理由として、ゴルガリミラーはゲームプランや、サイドプランで出し抜くのが難しいように感じたのが大きいと思います。

 

環境初期に回していたトリココントロールもあったのですが、PPTQに数回参加して「勝ち切るのが難しい」という印象があったのでこちらも落選。

 

あれこれ悩んでいる間に佐藤君(HareruyaHopes)から「WMCでChannelFireballが使っていた白単ビートダウンはどう?」と提案がありました。

 

 

「なんだかよさそう」第一印象は好感触でした。

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《ベナリア史/History of Benalia》は前から使ってみたかったのでMOでリストをコピーして競技リーグへ。

 

回している感触は良かったのですが、気になる点もちらほら。

 

  1. 1マナ域のカードが多く全体強化系のカードを引けないとパワー不足。 
  1. 《敬慕されるロクソドン/Venerated Loxodon》と《ベナリアの軍司令/Benalish Marshal》は嵌った時の攻撃力はすごいが、噛み合わなかった時のテンポロスもすごい。 
  1. 土地21枚+サイド1枚ではサイド後の《苦悩火/Banefire》と《実験の狂乱/Experimental Frenzy》がそこまで有効ではない。

 

などなど。

 

そこで白単系ビートダウンのリストを探していると、GP静岡で活躍した高尾さん原案のボロスアグロが!

 

  

こちらのリストを元に、MOの5-0リストを参考にして競技リーグを連打。

 

3-2を連打するも、カード選択やサイドプランでまだまだ伸び代があるように感じました。

 

やっと調整し甲斐のあるリストに巡り合えたのも束の間、もうほとんど残り時間はなく、2リーグ程度回して本戦の時間となりました。

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The Finals 2018 トップ8プレイヤーデッキリスト(スタンダード)|イベントカバレージ|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

 

◆The Finals 2018 本戦簡易レポート

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R1 トリコミッドレンジ ○○

1-1《善意の騎士/Knight of Grace》をブロッカーに立たされてしまいチャンプアタックを覚悟して6体でアタックするも《残骸の漂着/Settle the Wreckage》で盤面崩壊。しかし後続の《ボロスの挑戦者/Boros Challenger》のパンプ能力が止まらず勝ち。

 

R2 ゴルガリ ○○

 

R3 トリココントロールBigs 加藤さん) ○×○

3-3《正義の模範、オレリア/Aurelia, Exemplar of Justice》の「それが白であるなら警戒を持つ」を失念してコンバットをミスして1ターン相手に与えてしまうことに。結果的に有効牌を引かれませんでしたが、負けに繋がるミスでした。素直に緊張しました。

 

R4 白単アグロ ○○

《錆色翼の隼/Rustwing Falcon》や《癒し手の鷹/Healer's Hawk》まで採用していてかなり低マナ域でまとめられていました。回避+横並び+各種パンプアップで嵌まった時の爆発力はCFBの白単よりありそうに感じました。詳細なリストが気になります。

 

R5 ゴルガリ ○×○

 

R6 ゴルガリBigs カナ師匠) ×○○

毎回負けているのでちょっと苦手意識あります(だって負けるんだもん涙)

6-3相手が序盤黒マナしか出ない間にうまくライフを詰められて何とか最後まで繋がり勝ち。

 

R7 ID

 

R8 ID

 

6-0-2で3位通過!

 

QF セレズニア ○×○

 

SF トリココントロールBigs斉田さん)○×○

除去耐性のあるクリーチャーや、《ベナリア史/History of Benalia》《暴君への敵対者、アジャニ/Ajani, Adversary of Tyrants》のような軸の違う攻め方ができるので相手はかなり受け辛い印象でした。

 

F ボロスアグロ(HareruyaHopes 岡井さん)

 

優勝することができました!やったー!!

 

◆サイドボードプラン解説

 

  このサイドプランは、自分がMO競技リーグをやる中でメモしたインアウトをチームメイトに相談、実践してみて、いいのか悪いのか確信が持てないまま本戦に突撃し、途中途中で修正しながらもR3辺りに相談させていただいた高尾さんのアドバイスも参考にして作られています。

 

ただ、リストの細部が原案と違っていたりして高尾さんのサイドプランをそっくり真似することはできなかったので、自分のアドリブも過分に含まれています。

 

要するに、まだまだ改善の余地がありそうなので参考程度に見てください。

 

合わせて目指すべきゲームプランをショート、ミドル、ロングで示します。当然、体感です。

 

・イゼットスペル

Out

3《軍団の上陸/Legion's Landing》

3《追われる証人/Hunted Witness》

3《英雄的援軍/Heroic Reinforcements》

In

3《苦悩火/Banefire》

3《実験の狂乱/Experimental Frenzy》

1《溶岩コイル/Lava Coil》

2《一斉検挙/Citywide Bust》

 

ゲームプラン:ミドル

 

2~3枚の《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》が入ってくるので展開によっては厳しい戦いになります。構成上相手も生物を出すターンが発生するので、可能な限り召喚酔いが解ける前に処理したいです。

《潜水/Dive Down》はどうしようもないですが《呪文貫き/Spell Pierce》は意識すれば多少ケアできるので忘れないように。《一斉検挙/Citywide Bust》は1:2を取ろうとかイヤらしいこと考えて温存すると大体ひどい目にあいます(あいました)。3マナの《溶岩コイル/Lava Coil》みたいなものです。

入れているカード的にはロングゲームもいけそうなのですが、大体《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》も残っているので長引くのは負け筋が増えるだけだと思います。展開するのか、除去するのかはたまた温存するのか、と3T目以降は裏目のある選択を連続で強いられます。

 

・セレズニア

Out

2《英雄的援軍/Heroic Reinforcements》

4《アダントの先兵/Adanto Vanguard》

In

2《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》

3《トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard》

1《溶岩コイル/Lava Coil》

 

ゲームプラン:ショート

 

構造上不利です。こちらの大半のカードの賞味期限が短いので、受けに回った時点で負けです。多少不利な交換でも無理やり攻めを継続しましょう。出来たら勝てるかもしれないし、出来なければ負けるだけなので。

《アダントの先兵/Adanto Vanguard》は1/1トークンの前に起動コストが高くつくので複数回起動するのは難しいです。《英雄的援軍/Heroic Reinforcements》は思ったより強かったので、もう少し残してもいいかもしれません。ロングゲームをみて《実験の狂乱/Experimental Frenzy》を投入するプランも試しましたが、《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》を増量しないと盤面が持たないですね。《秋の騎士/Knight of Autumn》も入ってくるのであんまりお勧めのプランではありませんが。

 

・トリココントロール

Out

4《軍団の上陸/Legion's Landing》

3《英雄的援軍/Heroic Reinforcements》

1《溶岩コイル/Lava Coil》

In

3《苦悩火/Banefire》

3《実験の狂乱/Experimental Frenzy》

2《一斉検挙/Citywide Bust》

 

ゲームプラン:ミドル~ロング

 

前に書いた通り比較的有利にゲームを展開できると思います。《宝物の地図/Treasure Map》が採用されているタイプだと、反転後に複数回動かれて盤面を捌かれたりするので《議事会の裁き/Conclave Tribunal》で処理するのか、割り切ってフィニッシャーまで取っておくのかは、悩ましいところだと思います。

ここ最近は《残骸の漂着/Settle the Wreckage》が2枚程度メインから採用されているリストも見るので、調子に乗るのはやめましょう(調子に乗りました)。

 

・ゴルガリ

Out

3《英雄的援軍/Heroic Reinforcements》

4《不屈の護衛/Dauntless Bodyguard》

4《議事会の裁き/Conclave Tribunal》

In

1《暴君への敵対者、アジャニ/Ajani, Adversary of Tyrants》

3《実験の狂乱/Experimental Frenzy》

2《一斉検挙/Citywide Bust》

1《溶岩コイル/Lava Coil》

3《トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard》

 

ゲームプラン:ミドル

 

全体除去、優秀な生物、ライフ回復と環境トップに君臨するゴルガリは白系アグロの鬼門です。序盤~中盤にかけて盤面を作り、相手の除去+ブロッカーと交換しながら相手が処理落ちするのを狙う形になると思います。

ゲームを決めるのは4マナ域のカードになりがちですが、序盤の展開ありきなので、重いカードしかないor受けに回りそうなハンドはマリガンしてもいいと思います。ぬるいハンドをキープすると、マナクリ経由で後手に回る場合も十分あるので(お察し)。

 

主要なサイドプランは以上になります。

 

上記以外のデッキに対しては、似たようなサイドプランを応用して先手後手によって数枚変えるような形になると思います。

 

折角大きい大会で優勝しましたので、いろいろ書いてみようと思いましたがちょっと長くなりましたね。

 

1月にはラヴニカの献身も発売され、スタンダードの環境は大きく変わるでしょう。

 

ですので、今回のサイドボードの話はすぐに陳腐化します。

 

このプランが正しいとか間違っているとかではなく「どうしてそうしたのか?どんなゲームプランを想定してサイドボードをしているのか?」みたいな部分を自分なりに伝えられたらと思います。

  

◆最後に

 

個人的な話ですが、2017年はGP静岡でベスト8に入り、PTにも参加できて中々満足のできる1年でした。

 

その調子で今年も!と意気込んだ2018年。

 

意気込みとは裏腹にGPは初日落ちの連続、RPTQは参加するごとに成績が悪くなり、ラストシーズンのPPTQは、仕事の都合でほとんど参加できずと散々でした。

 

それでも、マジックフェスタin仙台でうっかり取れた権利が、まさかこんな形で終わるとは夢にも思いませんでした。

onogames.hatenablog.com

散々でした、とは言ったものの、あそこで権利を取れなければ何も始まらなかったし、ちゃんとPPTQを抜けられなかったらRPTQで苦しむことも出来なかったのかと思うと、言うほど散々ではなかったのかもしれません。

 

なにはともあれ、2018年、最後に勝てて本当に良かったです!

 

The Finalsは、参加者のレベルも密度も普段の大会に比べて格段と高いですが、その分賞品も豪華ですし、スタンダードはカードプールが決して広くはないので誰にでもジャイアントキリングのチャンスがあると思います!

 

もし、この記事を読んで「来年のFinalsは自分も!」と感じた人がいたなら幸いです。

 

それでは、これ以上グダグダ書くともう何の話だか分からなくなりそうなので、この辺りで締めさせていただきたいと思います。

 

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それではみなさん、来年も楽しくマジックしましょう!よいお年を!!

 

渡邉 崇憲